10月に伊勢志摩で開催されたワ―ケーションに参加したときに
「そろそろ自分でもやらんとなー」
っていう気持ちになった。
これは完全にメンターの影響で、彼は懇親会に参加しているときに自分主催の懇親会会場の場所を予約したらしい。ワ―ケーションもきっとそう。僕は彼が主催するワ―ケーションのうち淡路、別府、伊勢志摩の3回連続で参加させてもらい、参加するたびに進化してきた。
そこで、周りにいる人たちにも
「ワ―ケーションの神髄を味わわせたい」
「ブレイクスルーのきっかけにして欲しい」
っていう思いを募らせて、今回ついに自分主催のワ―ケーションを開催することができた。
いやー、やっぱり参加するのと主催するのでは全く違う。本当にやってよかったなーって思ってる。みんなの顔が今も思い浮かぶ。
で、
今の気持ちは今しか味わえず、きっと2週間後には割とさっぱり消えてしまっている気がするので、
日程決めて
宿を取って
参加者募って
っていう「計画」を立てるところからザーッと記録しておこうと思う。
日程は妻の里帰りに合わせて12月に2泊
日程はすぐに決まった。
1月に出産を控えている妻は12~3月は地元大分県に滞在する予定。その間なら妻の負担もなく、僕もイベントにフルコミットできるだろうなーって考えた。
でも、12月ってなかなか難しくて。だってそもそも、年末年始に向けてどの家庭もバタバタするわけじゃん。その中で「数日家を空ける」って相当なハードルなわけ。ただ、経験上「1泊」ではどうしても物足りない。
ということで2泊にした。
僕はこういった活動において、常に特別扱いしているのはコンサル生。なので今回も、とりあえず(コンサル生をぶち込んでいる)コミュニティで告知。
実際、日程ヒアリングを始めたのが思ったよりギリギリ(それでも1か月間半くらい?)になったので、どうしても予定をずらせなかったのか一次募集での参加希望は3名。
しかも最初から2泊参加できる人はゼロ。やっぱり「トータル3日間も家を空けるのが難しい」ってところだろう。
僕はそのために、普段からワンオペは引き受けるし、副業収益の一部を妻に還元している上にオフ会やワ―ケーションのときはかかった交通費と同じだけを妻に渡している。
要は、僕がワ―ケーションに行けばいくほど妻にお金が入る仕組みをつくっている。お金がすべてではないが、こういったチャンスをお金で買えるのであれば絶対に惜しまない。
今回のワ―ケーションもそうだが、そこで聞いた話、繋がった人、見た景色、食べたもの、すべての体験にレバレッジがかかる。
「子どもが大きくなったら」が口癖の人は子どもが大きくなるまでのレバレッジを失うことになる。
例えば2泊が難しければ1泊でもいいし、なんなら日帰りでもいい(実際、今回は1泊も日帰りもいた)し、僕も別府、伊勢志摩は途中参加。どんな形でもいいから、「面白そう」「想像できない」「やったことない」というワクワクすることには飛び込んでみて欲しい。
実は最初に浮かんだのはアートの島「直島」
日程が決まり、「場所どうしよ」って考えたときに、最初に浮かんだのは「直島」だった。
瀬戸内海には魅力的な島がいくつもあるが、そのうちの一つ。僕も一度上陸したことがあるが、バスに乗ってる8割は外国人だった。今はどんどん開発が進み、直島・豊島・犬島におけるアート活動をベネッセを中心とした組織がし切っている。

場所を選ぶ際のイメージは”適度に辺鄙かつ非日常を味わえる場所”であり、(初めての主催なので)僕が行ったことあるところの中から選んだ。
コンサル生から参加できる人が少ないことがわかり、メルマガやnoteメンバーシップでゆるく募集をしてみたところ、複数名から反応が返ってきた。
社交辞令かもしれないが、「四国行ってみたいです!」という声があり、普段から絡むのに直接会ったことないメンバーに声をかけたところ即答で「行きます」と返ってきた。

さらにメンバーシップのマスタープラン(スポットコンサル付)のメンバーからは「あのワ―ケーション、わたしも参加したいです」と直々にオファーをもらい、合計4名が決定。
そこからも1週間くらいはエアビの物件情報見たり、フェリーの時刻表見たり、島の見どころを見たり、いろんなことを考慮して、結果的に「小豆島」でやることに。もともとは「直島」のつもりだった宿泊地が最終的に「小豆島」になったのは「宿」だった。
それぞれの島に魅力的なエアビがいくつかあったが、日程が合わなかったり立地の問題があったりで決まらない。一方、もっとも高松からのアクセスが良くて島自体が大きく人口も3万ほどいる小豆島には宿泊施設に恵まれていた。
選択肢として、初日は直島、2日目以降は小豆島、みたいな「島巡りプラン」も考えたが、あくまでもワ―ケーション。あまりスケジュールをギチギチに詰めたくなかったので最初から最後まで小豆島で過ごすことにした。
土地勘のある人が参加してくれて心強かった
ここで「宿泊地を小豆島に変更したこと」が今回のワ―ケーションのポイントになる。実は小豆島には僕が情報発信を始めたばかりの頃からの古参ファンであるWebライターSさんがいる。
この方とはDMとか公式LINEでやり取りをすることが長かったが、今年の5月に岡山で開催されたオフ会で初めて顔を合わせた。そのときは僕が小豆島でワ―ケーションを主催するなんて思ってもなかったなー。
そして、最初は僕が謎に直島にこだわっていたので頭になかったが、どうせなら最初から小豆島でやればよかったよな。結果的にそういう形になってよかった。あとから実感することになったが、土地勘がある人が1人いるだけで全然違う。
しかも、飲食店とかビジタースポットも消化しきれないくらいたくさん教えてくれた。特に島の飲食店は個人経営が多く、基本的に「事前に予約を入れないと厳しい」ってことを知れて助かった。
小豆島って割とでかくて、端から端までいくと車でも40分くらいかかる(もっとかな?)。
今回、参加する人も姫路からと高松からの航路に分かれていて、それぞれ着く港は正反対。プラス宿舎の位置とか、そういうのを何度もすり合わせてムダのない日程表が仕上がった。
しかも、送迎役も買って出てくれた。おかげで島に入る時間も来る方向もバラバラの5人が一堂に会するワ―ケーションが成立した。これを一人でやるのはなかなか難しかったと思う。感謝。
「楽しかった」で終わらせないための目標を設定した
ワ―ケーションって本当に自由で、これまで参加したもので印象的だったのはみんな思い思いの時間の過ごし方をしていること。自分で自分を管理できてるってわけ。別に初日はずーっとゆっくりしててもいいし、ガリガリ作業してもいいし、ただ交流を楽しみに来るのもいいし何でもあり。
ただ、その中で「これだけはやるよ!」っていう目標設定だけは持っておいた方が良いかなと思い、今回は参加者5人でチャットグループを作り、「ワ―ケーション中にやりきること」を宣言してもらった。
例えば、
- note5本書く
- 有料コンテンツ2本作る
- YouTube30本動画撮る(←僕)
って感じでそれぞれの目標を宣言。
僕は出発直前に別の人が「100本チャレンジ」やってるのを見つけて便乗。
正直、ここの目標ってのは小さくてもいつもと同じタスクでも全然OK。ただでさえ非日常の空間で何も軸がないと、浮足立ってしまうため、「これだけは絶対に外さない」っていうのだけ押さえておけばいいんです。また、少し難しめの目標を設定してみるのもいい。
「普段は寝ている時間だけど、目標をやり切るために朝までやるぞ!」
そんな人がちょくちょく現れるが、普通はやらない変なことをドカッとやり切れば、それ自体がエピソードとして使えるのでどう考えてもおいしい。その辺を実際に体験して欲しかった、っていうのもある。
前日にバタバタで準備・セミナー・寝坊からのスタート
実は前日22時に仲間のコミュニティでセミナー登壇。
出発前夜ってのはわかってはいたが、「別に大丈夫でしょ」ってことでセミナーへ。
と、その前にいつも出張の準備はギリギリまでやらない僕が今回だけ特別に準備するわけもなく、仕事終わって飯食ってセミナーまでの時間でガーッと荷物を準備。まあ車なんでランニングシューズとか野菜ジュースとかムダに車に詰めまくってた。整理できないADHDつらい。
セミナーは大盛り上がりで本編、質疑応答どちらも1時間弱で余韻に浸ってたら0時。
もうこのまま行くか?
いや、松山ー高松のたった2時間ちょいとはいえ、さすがに不眠は怖い。
フェリーは10時の便を予約してるので、30分前の9時半までに高松港に着く必要あり。
その前に近くのホテルで前泊しているメンバー拾って、朝飯代わりのうどんでも食べに行きたい。8時半くらいに着けばOKか。
ナビで見ると、2時間20分。じゃあ、6時に出るか。
あーでも、せっかく行くんだし、合流前に1軒寄るか。
よし、5時に出よ。
…ということで、「セミナー終わりですぐに寝て4時に起きて、軽くランニングして支度して5時出発」ってのがAプラン。
寝坊しないように寝室のベッドではなく、リビングのソファで就寝。
ピピピピッ!
「5時36分」
いや、なんでやねん。完全に寝坊。
ただ、余裕をもって出発時間を見積もっていたので20分で準備して6時には出れた。
一安心。
うどん屋は意外に朝やってるところが少ない
休憩なしで結構飛ばしたので、高松西インターに着いたのが朝8時。まずはフルで参加してくれるNさんが前泊しているホテルへ向かう。
彼はXで顔出ししてないけど、僕はZoomで話したことがあるので顔はなんとなくわかった。でも、思った以上にデカい。180cmあるらしい。デカかった。無事合流。
で、とりあえず朝開いてる上に超有名な名店「綿谷」へ。開店してすぐのうどん屋に並びができていることに驚いていたみたい。
このお店は肉うどんの名店。もし行ったら、なんでもいいんで「冷たい肉系」を頼むといい。あ、量は多いから大食いじゃなかったら「小」にしとくといい。


このお店、丸亀にもあるのだが、こっちは初めて来た。美味かったー。てか安すぎでしょ。
食べ終わってフェリーに向かう。
が、Nさんどうやら靴下を忘れたらしい。「セブンで買えばいいかなー」って油断こいてたら、ホテルの近くのセブンにはなかったらしい。フェリー乗り場の近くのセブンにもなかった。
「まあエアビなんで洗濯機も乾燥機もあるから大丈夫っす」と慰めた。※結果、島のセブンにあった
Nさんはフェリーに車を乗せるっていう文化も初見だったみたいでびっくりしてた。そして、フェリーも思ったよりデカくてテンション上がってた。
いや僕からすると、大分も小倉も広島も大阪も全部フェリーで行ったことあるし、当たり前のことなんだけど。地域が違うと、常識も違うってことなんだろうなーと。
1時間半ほぼぴったりで小豆島の土庄港に到着。ついに来た。
チェックインまで唯一のコワーキングスペースで過ごす
フェリーが着くのが11時。エアビのチェックインが15時。
ということで4時間の待ちがあった。
最初からわかっていたことだし、高松で時間潰すとか、直島をチラ見するとか、島ブラするとか、いろいろ選択肢はあったわけだが、事前にSさんにコワーキングスペースがあることを聞いていたので初っ端は作業から入ることに。

「うみちかふらっと」の名前のとおり、目の前はすぐに海という絶景。※ロゴはSさんのご主人がデザインしたらしい

広すぎず大きすぎずのちょうどいい空間で休憩がてら海辺を散歩したり、

備え付けの本棚にある本を物色したり、

なかなかイイ感じの施設で1時間330円、1日フリーでも1,650円。コーヒータダなのに安い。
ちょっと微妙だったのは事前に予約が必要ってこと。まあ安いので念のため長めに予約して使った。
名古屋から合流のCさんを拾って宿舎へ
事前に知らされていた時間に間に合うように土庄港に向かう。コワーキングから港は10分ちょいで近い。
Cさんは「ワ―ケーション行きたいです!」と直接DMしてきてくれた名古屋の方。名古屋ー岡山ー高松ってルートだったので、高松港からは僕らと同じルート。
フェリーから降りてすぐセブンがあるのでそこで合流。僕はこれまでに2度Zoomをしたことがあったのと、最近Xでも顔出ししてたのですぐにわかった。
そして、宿舎へ。

もう値段は気にせず、ロケーションとか清潔感とか「満足度重視」で宿を決めたんですが、参加者の反応を見ると妥協しなくて良かったな―って感じ。
宿に着いてからはすぐに作業を始めるのではなく、しばらく家電とかキッチンとかをみんなでいじって回りました。
てか、Cさんがコーヒー淹れてくれるっていうから待ってたけど、10分くらい格闘してもなかなか出て来ない。助けを求められたので見ると、「どのボタン押したらいいかわからない」と。
たしかにオシャレさを追求するあまりにどこ押したらどうなるのかわかりにくいし、そんなときのための説明書を丁寧にファイリングしてくれてるのに肝心のページが飛んでしまってて。なんとか淹れられた、って感じ。
それから、しばらく作業を進めていると
ピンポーン
地元民のSさんが到着。子どもの世話もあり、どちらかというと土日の方が忙しいらしい。そんななか、仕事や家事や子どもの送り迎えの合間をぬって来てくれた。ちょっと作業したと思ったら出て行って、また帰ってきて地の魚介を中心としたオードブルとこの時期だけのオリーブを持ってきてくれた。

今回のメンバーでは(僕を含め)誰もお酒に強い人がいなかった。一応、スパークリングと一緒に白ワインも持って行ってたが、結局飲まずに持って帰った。てか、ワイン飲んじゃうとやっぱり作業は進まない。「もう今日はいいや」ってなるまでは口にしないように自制したい。
みんな日付が変わるくらいまで作業しておのおののタイミングでベッドへ。僕はちょっと作業をすすめたかったので、熟睡しないようにソファで仮眠…って思ったが、結局寝てしまった。ただ、目覚めも早く、朝は2時間くらいは割と集中して作業ができた。
絶景の碁石山登山と護摩焚き
2日目はまず日帰りメンバーとの合流から。
こちらは僕のコンサル生徒のMさん。今回、姫路ー福田港ルートで来てくれた。
港が意外に近くて思ったより早く来れた、と。
本来、僕が迎えに行かねばならないが、宿舎よりSさんの家の方が近かったらしく、Mさんの送迎は現地民Sさんがやってくれた。なので、集合は港ではなくセブンイレブン。
2日目のメインアクティビティとなる「碁石山登山(護摩焚き)」はSさんが「大好きな場所」として紹介してくれた。
先を行くSさんの車を後ろから追って行ったんだが、地元の人しかしらないようなルートばかり。その先に…


ちょっと開けたところがあり、石でできた鳥居が登場。ずーっと上っていくと、焚き上げをしてくれる祠がある。


印象的だったのは祠の天井が煤で真っ黒になっていたこと。もう何百年もずーっと同じ”儀式”が繰り返されてきたんだろうなーって。
祈祷内容ごとのお札に自分の名前を書いて、それらで段を組んで焚き上げる。その間、お経を読んでくれる。500円でこんなに神聖な儀式を体験できるとは。

小豆島って、岩でできた島らしく、硬い木が生えるらしい。で、この木で作った炭は「備長炭」と呼ばれるみたい。Sさんは家で薪ストーブを使ってるって言ってたけど、この薪にしているのが備長炭になる木ってわけだ。贅沢。先のお札はこの木から作られている。硬い所に生える強い木。
御祈祷が終わると、少し高みを目指して岩場のぼり。


「サントリーニ島の景色に似てる」
ただでさえ絶景ではあったが、上にのぼるたびに見える景色が変わる。いわゆる、視座が変わるっていうもんだろうか。
結局、岩場まで登れたのは参加者の中では僕だけだった。あと地元SさんとSさんの子どもたち。元気やなー。
酒米粉を使った焼きたてパン・旬の食材を使ったレストラン
「碁石山から下りてすぐのところに良いレストランがあるよ。でもランチの予約は必須かな」
っていうのを教えてもらっていたので、事前に予約を入れておいた。その時間までに少しあったので近くをぶらぶらしてみることに。
すると、小豆島で唯一の酒造が運営するパン屋さんがあるとのこと。どうやら酒米を精米する際に米粉が出てくるので、それを活用したパンを作っているらしい。

ランチ前だったので揚げパン(メニュー名忘れた)2個を4人でシェアした(Sさんはいったん着替えに戻った)。
びっくりしたのはオーダーメイドだったこと。まあ作り置きして余ったときのダメージが大きいんだろうなあと。
僕らの前に団体さんが入ろうとしてやめたけど、ああいった一気に大人数が流れ込んできたときに上手く対応できると売上はどんどん上がって行きそう。
かなり待ったけど、その間、旅行の話とかマイルの話が聞けて有意義だった。


パスタだけでなく、自家製のメニューが盛りだくさん。店内の雰囲気はアットホームな感じ。
メニュー表をよーく見ると、ランチメニューとは別でデザートメニューも充実。ただ、今回は誰もデザートセットにしなかった。
ここはちょっとテコ入れできるのかなーと。最初方デザートのセットを看板のセットメニューとして売り出せばいいのに。それでどうしてもデザートがいらない人は「デザートなし」も選べる、って感じにすれば客単価は絶対上がるのになーって思った。
でも普通にパスタと付け合わせのパンは最高に美味しかった。
宿舎に戻ってみんなで作業。そして、別れ。
宿舎に戻ってからはひたすら作業。
空いた時間は、雑談したり、相談したり、格闘技観たり…
普段、孤独に作業しがちのライター(ディレクター)はちょっと聞きたいときに近くに人がいないことを割とストレスに感じているようだった。
大きなことから小さなことまで相談できる。ほんの数日だったが、一緒に過ごした時間で”あたたかみ”や”絆”なんかを感じた。
あっという間に時間は過ぎて、Cさんを高松へ、Mさんを姫路へのフェリーに送る時間がやってきた。

女子勢3人はみんなでハグし合ってた。やっぱり1回ワ―ケーションで一緒になったらオフ会5回分くらい親密になる気がする。
みんなを送った後、外食してもよかったけど、セブンで夕食を調達して帰ることに。宿舎に戻ればレンジもガスコンロも鍋もある。これがエアビの最大の強みかも。

食事を済ませた後は夜が更けるまで作業しまくった。前日の反省を活かし、ワインは飲まずに作業をゴリゴリ進めた。
2日目が終わった時点で動画19本、残り11本までこぎつけた(ただしマインドマップのストックは0)。
最終日にしてようやく瀬戸内らしい穏やかな海
このブログには書いて来なかったが、今回のワ―ケーションを通じて印象的だったのはずーっと強烈な風が吹いていたこと。
ただ、最終日の朝、目が覚めると凪な海。


風がないので暖かく、ランニングもできそうだった。
フライトの時間から逆算して帰りのフェリーの予約をし、時間の許す限り作業しまくった。
せっかくなので帰りにもうどんの名店をもう1軒


Nさんのフライトの関係で帰りは高松空港ではなく松山空港から帰ることに。
なので、その帰り道にあるうどん屋に寄れた。
いやー、美味い。安いし。最高。
この後、2時間弱ずーっと車内でいろんな話をしてくれたおかげで眠くなかったし、普通に楽しかった。一人だったら絶対眠かった。
松山空港無事送り届け、その後深夜2時まで動画を撮り続けてなんとか「動画30本チャレンジ」はクリア。これからも少しずつは更新しようと思うので暇なときに観て欲しい。
まとめ① 地の利はおおいにある
今回のワ―ケーションではどちらかと言えば作業時間をたっぷり確保しつつ、そのなかで「全員で小豆島ならではのアクティビティも体験できたらいいな」というイメージで日程を組んだ。
そのためにSさんは10個じゃ済まないほどたくさんのスポットを教えてくれたし、絶対に現地の人にしか無理な解像度の高い情報をくれていた。そのなかから今回は「碁石山での護摩焚き」を選んだ。参加者からの評判はすこぶるよかった。
- フェリーが着く港の位置関係
- エンジェルロードの先が中国に買収された
- AからBはだいたい何分くらいっていう見積もり
こんな情報をパッと返してくれたおかげで安心感もあったし、快適で無理のない日程が組めた。
現地在住の人が難しいなら、行ったことがある人に土地勘やお店、目ぼしいスポットなどについてリサーチを入れておくのもいいだろう。
逆に考えると、自分が旅やワ―ケーションをした場所のことを細かく記録しておく意義は大きいかも知れない(そう思ってこの記事も長々と書いてきたところはある)。
こういったブログでもいいし、アンバサダー的な発信をするでもいいし、現地に行かないとわからない情報の価値ってこれからもどんどん高まっていくはず。
まとめ② オフのオフの会話が大事
今回、参加者5人という少人数での開催にしたが、ちょうどよかった気がする。
5人というと、飲食店でも宿舎でも1つの机を囲んで輪になれるちょうどいい人数(それ以上だと多い)。
短い方だと日帰りだったわけだが、Mさんも滞在時間でいうと7時間近くいたわけで。僕は自分以外の4人と割と満足いくくらい話せた気がした(帰りも一緒だったNさんからするとお腹いっぱいかもしれないが)。
それも作業中はそんなに話してないけど、パンが焼けるまでの時間でどうでもいい話をたっぷりしたとか。このワ―ケーションの準備のために何度も何度もDMでやり取りして準備したとか。今回の参加者全員と”人として”近い存在になったはず。
特にどうでもいいシーンでのどうでもいい話こそが人と人の距離を縮める気がする。
小豆島ワ―ケーション参加者の声
湘南からフル参加のNさん

今回のワ―ケーションのミッションは?



「有料コンテンツを2つ作る」でした。無事達成。あとは、普段からフリーランスの人と会う時は「一緒に仕事できないか?」「その人の収入上げるためにはどうすれば良いかな?」というのを考えているので、その辺ですかね。



ワ―ケーションとオフ会や作業会の違いは?



ワーケーションに来る人の方が仕事とかには意欲的なのかな、と思ってます。オフ会とかよりも敷居が高いので。



Q. 今回のワ―ケーション一番の収穫は?



クライアントワークやってる人の悩みが聞けたのが良かったです。「他人の収入をどう上げるか」ていうのを考えることで自分の収入も上がりやすくなるので。
名古屋から1泊参加のCさん



今回のワ―ケーションのミッションは?



① 「note5記事」は必ず書き上げる
②仕事の話ばかりしすぎず、みなさんと時間を共有することを楽しむ



ワ―ケーションとオフ会や作業会の違いは?



カルロスさんが言うとおり、オフ会も作業会も「オン」なので、表面上の交流になりがち。ワーケーションではどうしてもオフの部分が出てくる。そこで仲良くなれたり、オフの場ならではのお話が聞けたりして楽しい。



今回のワ―ケーション一番の収穫は?



Nさんに会えたことかも。同い年で起業して、もうお金に困っていないようなフェーズにいる方と接する機会はほぼないので。40~50代なら「ああすごい人だ…」で終わるかもしれませんが、同い年でこうも先行く方と交流すると、価値観が変わった感じがしています。



今回のワ―ケーションについて他に何かあれば



小豆島という場所設定もとてもよかったと思います!バケーション感も出るし、Sさんのおかげで現地ならではのこともできて刺激がたくさんでした。カルロスさんのおかげで豪華な宿にも泊まれて、経験値が上がってとても感謝しています。
姫路から日帰り参加のMさん



今回のワ―ケーションのミッションは?



本当は有料note書く!でしたが、クライアントワークが終わらなかったので「構成1本作成」に変更しました(前日の夜にミッション変更)。



ワ―ケーションとオフ会や作業会の違いは?



オフ会は一人ひとりと濃い話ができないので仲良くなれそうで仲良くなれない。作業会はオンラインでしか経験ないんですが、相手のことを知る機会がない。それでいうと、ワーケーションは相手のことも知れるし、皆どんな仕事しているのかも近くで見れるし、ほどよい緊張感があって作業もはかどるし。”オフ会・作業会のいいとこ取り”って感じです!



今回のワ―ケーション一番の収穫は?



オフラインでの繋がりの強さや仕事に対する行動力とか嗅覚とかアイディアが閃く瞬間とかを間近で見れたことです。



今回のワ―ケーションについて他に何かあれば



現状、泊まりは難しいんですが、また開催されたら参加したいです!定期的にあると嬉しいですね。
小豆島から現地参加のSさん



今回のワ―ケーションのミッションは?



・参加者に心地よく滞在してもらい少しでも島を楽しんでもらえるようにする
・ワ―ケーションに参加するのは初めてなので体感したことをコンテンツに残す
・”やらないといけないのに先延ばしにしてたこと”にとりかかるスイッチにする
・参加者の”すごいところ”を盗む



ワ―ケーションとオフ会や作業会の違いは?



・非日常の「暮らし」の中での交流で、見えるもの、感じることが圧倒的に多い
・オフ会と違ってPCもあるし、リアルタイムに降ってきたアイデアを即行動に移せる



今回のワ―ケーション一番の収穫は?



・ワーケーション万歳(楽しめた)
・島のポテンシャルの高さに気づけた
【総括】ワ―ケーションを主催してみて
今回のワ―ケーションでは自分がハブとなり、人と人が繋がる瞬間っていうのを目の当たりにした。
自分の情報に触れて価値観や考えが変わったメンバーが1か所に集まり、初対面同士と思えないほどのスピードで関係構築が進んでいく。そして、お互いに何らかの刺激を受け、また自分たちの世界に帰っていく。
最初は当然、不安や不安があったはず。ただ、そんなメンバーたちのワ―ケーション前後での表情の変化を見ていると、ホントにやってよかったなーって思う。ここで受けた刺激は間違いなく今後の人生でずーっと生きる。
僕が最初のワ―ケーションに参加したのがおよそ半年前。そこから3回参加し、今では自分で主催するまでに。半年前にはそんなこと想像もしなかった。ただ、今でも1回1回で出会った人、学んだこと、印象に残ったことは脳にこびりついてる。
ワ―ケーションに限らず、オフ会、懇親会を「楽しかった」「また行きたい」で終わらないためには、まだホカホカの感情を記録しておこう。あとでやろう、明日やろう、で先延ばしにしていると、次々イベントが重なって、最後には何も残らず消えてしまう。あまりにももったいない。
それを僕はわかっているので、睡眠時間を削ってでもこのブログをワ―ケーションから帰った翌日に書き上げた(現在深夜1時)。
1年後にこの記事を見たときに何を感じるのかが楽しみ。
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