タイトルにもありますが、以下のとおり、飯田橋で開催された講演会に参加して来ました。
主催・講演は普段からお互いに発信者として交流している櫻井健太(以下、けんたん)さん。
実は彼のホームページは僕が作っていたり、僕のコンサル生向けにセミナーしてもらったり、一緒に月1でスペースやってたり、少し前から彼のスタエフの年間スポンサーになってたり、かなり密な関係がある方です。そうそう、僕が割とランニングをガチっていたときに書いたブログをまとめてKindle本にしてくれたのも彼。
あとから知ったんですが、今回の講演会場(100人収容)は彼がフリーランスになってすぐに押さえていたようです。今では「Kindle本9冊出版」「講演7回開催」「ココナラ実績100以上」という素晴らしい実績を持つ彼が何にもないうちから”見切り発車で”今日を目指してやってきた。いや、すごいですよね。
参加を決めたのは1週間前でした
今だから言えるけど、僕はもともとこの講演会に「参加しない」ことを決めていました。
いや、もちろん行きたかったですよ。ただ、職場の忘年会と丸かぶりしててね。さすがに厳しいかーって。
でもね、
お前、ホントにそれでいいんか?
っていう声が自分の奥底から聴こえてくることに気づいたんですよね。それからは何をしててもそれが引っかかって、どうにもこうにも”夜しか”寝れてませんでしたね。
で、
結局、参加を決めたのが1週間前。
「仮病」を使うことにしたんです(幹事にだけは事前に理由を伝えて)。そんな”ひと悶着”があっての講演会参加。
やっぱり会場参加は違うね。
これまで何度もオンラインセミナーに参加したことはあるけど、ここまで違うもんかと。
よく言うじゃないですか、
「直接聞くと熱量がよく伝わる」
「リアルタイムに質問ができる」
「二次会でしか聞けない話がある」
いや、わかる。
確かにそういうのもあるよな。
ただ、僕が実際に参加してみて気づいたのはそこじゃなかったんです。いろいろあって僕が参加できたのは全90分ある講演のラスト30分。
そこで見たのは
「マジで元気出たわ。ありがとう」
と、言いながら握手を求める参加者の顔でした。

アーカイブに映っているのって基本的には登壇者のみで、他の参加者の反応なんかは”かろうじて”音が入るかどうかくらい。表情までは見えないことがほとんどでしょう。
昨日はけんたんのお母さんやパートナーも来ていました。
みなさん、
自分のパートナーや親の前で「元気になれる話」とかできますか?
今は「誰が喋るか」ってよく言われますが、いやいや、やっぱり「何を喋るか」も大事だよなと。
「稼ぎ方」とか「マーケティング」とかそういうんじゃなくて、シンプルに一般の人が聞いて理解できることを喋れるのってすごいんです。
世の中を見れば、ビジネスやってない人の方が圧倒的多数派ですよね。
稼ぐ、稼がないは別として、この層に向けて発信している人と繋がれている(しかも慕ってくれてる)のはめちゃくちゃ豊かだなあと(語彙力)。
当日の動きを振り返ります
そもそも当日は職場の忘年会。午前中は普通に仕事してました。
今回はほぼ日帰りみたいなもんだったんで、いったん家に戻って猫にエサをやってから空港へ。
講演会に参加することを決めたのが直前だったのでフライト料金が高く、ジェットスターを選択。(いつも「成田からの移動がウザい」とわかっているのに頼んでしまう)
ちょっと余裕を持って、1時間ちょっと前に空港に到着。
そして、モニターを見ると…
まさかのフライト遅延。それも約1時間。
うえーマジかよ
結局、それよりさらに遅れて到着。
そして、「スカイライナーならギリギリ間に合うだろう」とタカを括った結果…
スカイライナー満席×2
えええええええええ
ええええ
まあ、もうこれしか選択肢はないので…

そこからもなんとか迷いつつも「日暮里→秋葉原→飯田橋」と電車を乗り継ぎ、会場に着いたのは最後の30分。
そうです。
今回、忘年会をサボって、3時間半かけて、参加できたのはたった30分のみ。
会場に着いた瞬間の僕は「たった数万ケチって羽田経由で来なかった自分」を責めました。
が、その気持ちは講演に参加してみて「30分でも来れて良かった」に変わった。
それは講演会を通して、エネルギーがどんどん満ち溢れていく参加者たちの顔を見たからです。
「講演会って、こんなに人を変えられるの?」
アーカイブでしか観たことなかった僕は正直驚きました。

面白いことに彼はすぐにまったく同じ会場を1年後に予約したみたいです。
この会場をどれだけ埋めることができるのか。2025年の楽しみが増えました。
講演を聴きながら感じた若い世代とのかかわり方
若干余談ですが、講演中に考えていたことをも少しまとめておきます。
桜井健太さんは「TikTokで1万フォロワーを目標にする」と公言。これは「若い世代への入り口を作りたい」ということでしょう。
彼は20代にも関わらず、Xのフォロワー層は現状35歳以上中心。そうなったときに、若者が多く伸びやすいプラットフォームがTikTokだったんですね。
でこれたぶん僕みたいなおじさん層が同じように「若い世代にアプローチしよう」とTikTokを始める、って悪手だと思ってます。
だって、20代の気持ちになってくださいよ。
なんでおじさん、おばさんと好きで繋がらないといけないんでしょう。
そうじゃなくて、
年寄り世代は「若い世代にアプローチできる人材にベット」した方がいいんじゃないかって思ったんです。
これも「フォロワー数伸ばして自分のコンテンツに繋げる」とかじゃなくて、あくまでベットするだけでいい。
要は紹介するでもいいし、
コラボするでもいいい、
スポンサー的な援助でもいい。
「自分が若者に何かを発信する」
じゃなくて、
「若者向けの発信が得意な発信者をサポートする」
でいいんじゃないかと。アラフォーにはアラフォーのやり方があるんです。
こうやって、考えたときにけんたん以外にも”僕たちがベットすべき若者発信者”がいることに気づいたんです。
つまり、僕たち30代後半組とかそれ以上の人たちは、この世代にベット(≠アプローチ)できるか勝負になるでしょう。
そもそも、ここにアクセスできるだけでも豊か(ラッキー)なんです。
で、
自分たちは何を伝えられるか
ってのを考えねばなりません。
「若い世代から学ぶ」は当然ながら、それは若い世代でもできる。
そうではなく、僕たちには僕たちのできることに注力すべきです。
具体的には自分の発信を追ってくれている人たちに「こんな人がいるよ」「一緒に応援しよう」と輪(若い世代へのベット文化)を広げることかなーとうっすら思っていました。
またメンバーシップやワ―ケーションをしていて感じるんですが、楽しそうにお金を稼ぎ、楽しそうにお金を使っているとどんどん人が集まってきます。
面白い活動をするには、時には”実弾”が必要になることもあるでしょう。
そのために、応援したいものを応援するためにも、自分が稼ぐ力をつけておくことは大事なんじゃないかと思うわけです。
できる男を演出するために力を借りました
これはおまけみたいな話ですが、講演会の直前にセミナー経験がある方(ネテロさん)に「講演会の演者がもらって嬉しいものって何ですか?」と聞きました。
回答は
- SNSアップ用に使える写真(撮った)
- 次回の集客に使える感想(ブログ)
- 参加者同士のコミュニケーション(終わりに関係性を紹介してもらった)
- 講演中のリアクション(ガヤも入れたw)
- 手土産(考えたけど今回は見送った)
という手土産以外はパッと思いつかないものばかりでした。
そして、実践しました(参加者の方はわかりますよね?笑)。
結果、けんたんはめちゃくちゃ喜んでくれたんです。
「経験者に聞くことの重要性」を感じたし、ポンポン答えてくれる経験者が身の回りにいることも豊かだなーって感じですよね。
忘年会をサボって講演会に参加して:まとめ
結論、自分の行動にちょっとでも違和感があるときはそれを解消する方に動いてみることが大事。
「アーカイブでいいや」と済まさず、たった30分でも会場に足を運び、実際の空気、参加者の顔を見て、「彼を成功させなきゃいけない」という気持ちが強くなった。
そして、このブログを読んで同じ想いを抱いた人もいるはずです。
つまり、こうやって自分の発信に彼(のような若者)の想いを乗せて彼が届けられない層にも広げることが僕の使命。
そして、それは必ずできるはず。
これが情報発信の力です。
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っていう原稿を「fiction新宿」で書きました。

実はオープン時のクラファンでプラチナオーナー権を買えたが、なかなかタイミングが合わずで会員証を取りに来れてなかったんですよね。

これが今回の滞在のミッション2。
で、もともと朝がかなり早いこともわかっていたので、宿はあえて取らずに朝までウロウロして帰るつもりでした。
講演会の興奮冷めやらぬままメモを書き続け、そのまま別のコンテンツ案も降りてきたので書き続け、気づけば客が僕一人になっていたのでスタッフさんとも情報発信の話をしたりしてたら朝4時(閉店)。


行き先も決めぬまま、とりあえず新宿駅に入ったら待合スペースみたいのが登場。

ここで寒さをしのぎつつ、軽くパスタ食ったり、スタエフ撮ったり、いろいろしてたら朝イチの高速バスが来たので成田へ。

うどんを入れて終了。

いやー、今回も「本当にこっちの道を選んでよかった!」と思える経験ばかりでした。

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます!
ブログでも書きましたが、けんたんの「スタエフ1年スポンサー」がすでに始まっています。毎朝、彼の放送を聴くと僕の名前が流れてきます。笑

良かったらここから1年、一緒に彼の活動を応援して12月13日に東京で答え合わせをしましょう!
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