初の台湾旅行、最終日。
実際にはもう1泊するのだが、朝6時に出発とかなのでないも同然。

朝一で現金の残金を確認。1,200元なので、6,000円ほどだろう。
正直使いきれるか不安。

あまりゆっくり見る時間がなくてスルーしていたのだが、台南駅は地下化の工事をおこなっていて、来月10月18日オープン目前のタイミングだったらしい。
なかなか珍しいタイミングで訪れたんだなーと。
そういえば、宮島の大鳥居も4回訪れて3回工事してたし、万全な状態を見たことはほとんどないかも。
そして、これもまた再訪の理由になる。

静止画で上手く捉えるの難しすぎるけど、台湾の信号機はとてもユニークだ。
青になったら中の人(?)が本当にそこにいるみたいに歩き出す。
赤になるまでの時間がカウントされており、残り少なくなったら中の人が点滅しながら走り出す。
なんか可愛いし、普通にわかりやすい。

電光掲示板に並ぶ文字も漢字なのでイメージしやすい。
「晩」というのは遅れ。2分の遅れも表示しているところは非常に日本っぽい。
Train Typeは速さで特急とか各駅とか。
- 自強=特急
- 莒光=急行
- 区間=普通(各駅)
あとは目的地と経由地を書いてくれてるので、方向音痴の僕でも正直間違いようがない。

ホームまでの地下通路でノスタルジックな絵を発見。
どうやら現在の駅舎は1936年にできたものらしい。

初めて来たけど、それでもエモさが伝わってくる。

ホームで待つこと数分。

こちら高鐵の台南駅へ到着。
行きと同じく、3DAYS PASSを係員に見せてゲートを開けてもらう。

ホームにあった自販機で台湾式のおにぎりを購入。
ほぼ日本と同じだが、少し海苔が割れてしまった。その絶妙な差に日本製の質の高さを感じる。

高鐵は全席指定なので安心。

1時間弱で台中に到着。

まずは高鐵のチケットカウンターへ向かう。

もともと18時半くらいの便で桃園空港に戻るつもりだったのだが、車内で台中での動きをChatGPTに相談していたところ、もう少し時間が欲しいと感じたので20時まで延ばした。
正直、桃園空港では寝るだけのつもりだったので、あと1時間くらいは後ろにしてもよかったが、今回は少し安全寄りに振ってしまった。

台中駅構内のショップリスト。
一風堂、すき家、大戸屋、モスバーガーなど、日本でお馴染みの店が並ぶ。
もう桃園空港までのチケットを買っているので、台中に戻ってくることは確定。
ということで、ここでコインロッカーを探す。

思った以上にすぐに見つかった。
そして、これは小さめのロッカーではあるのだが、荷物は25Lのパンパンのリュックを縦に2つ積んでも大丈夫そう。

最後の1個だったみたいでセーフ。
キャッシュレスにも対応しているし、多言語対応なので安心。
たしか1時間100円とかで、行動時間が10時間くらいだったので1,000円前後だったかな。
1,000円で軽々動けるの安すぎる。

荷物を置いたら台鉄のホームへ移動して台中の市街地へ。

「新鳥日」という駅に到着。隣に「鳥日」という駅があり、間違えておりそうになったのはご愛敬。

電車を降りてすぐにこの巨大な赤い鉄骨組みが気になったけど、言語の不自由な土地でわざわざ聞くまでにはいかず。
この先に行けるかが大事なんだけどな。課題である。

台鉄の台中駅は割と近代的。

と思ったらボロい古い建物もところどころに残ってる。

台北、台南であまり見なかった路線バスが走ってる。
台中に関しては『オールド台中食べ歩き』という本を読み、行きたいところにGoogleマップでピンを立てておいたので、そこを中心に回っていく。

まずは駅から歩いてすぐの「宮原眼科」。
名前の通り、昔は眼科医院として開業し、当時は台中最大規模の眼科だったらしい。
その後、日本の敗戦に伴い名前が変わったり、老朽化してそのままになっていたところを菓子店を経営グループが買い取り、外壁の赤レンガを残してアーケードを作ったと。

館内には自由に入ることができ、カフェやお土産屋の並びにお目当てのアイスクリーム店がある。

アイスの数、フレーバーを注文し、順番が来たら「プラスワン」のトッピングを選ばされる。

写真映えのことを考えると、もっと盛り盛りのやつにすればよかった。

最近、旅先でシールを買ってパソコンに貼るのにハマっているのでしっかり購入。
これ以外にも3種類くらいバリエーションがあったので気になる人は目で見て確かめてみて欲しい。

次の目的地は「台中第二市場」。

ここも日本統治時代に建てられたもので、100年以上の歴史を有する台中のローカルフードを楽しめる場所だという。

どれも台湾ならではのメニューで舌鼓。

雰囲気的には韓国の西門市場とほぼ同じ。違うのはハングルなのか、漢字なのかってこと。

僕の妻はこの辺の衛生状態とか気になって食べられない人だと思う。

前日の朝にも食べたルーローハンだが、あっちは「角切り」こっちは「塊」で、こっちのほうがローカル感があって好きだった。

主食ってところの「大塊肉」と「小砕肉」って書いてあるやつがそれやろうな。
おっちゃんに「スープはいらんのか?」と聞かれて断ったけど、めっちゃ安いから頼めばよかったな。
他の店もいろいろ食べ歩きしてもよかったが、なんかあまり惹かれなかったので食べたのはここだけ。

市場の中を歩いていて見つけたおじさん。
左のほうに積み上げてるクレープの皮みたいなのをひたすら焼いてんやけど、箸とかを使うでもなくまさかの「手」でやってたのが印象的。
「ちょ、おま、それ熱くないん?」って聞いたけど、
「いや、熱くないけど、別にお前にかんけいないやろ」とあしらわれた。
あ、言っとくけど、手の中の手。つまり、素手。

市場を出て道路を渡ったところにあるのが「坂神本舗」でカステラのお店。

商品は正々堂々カステラのみ。
ピカピカの包装紙がまぶしー。

せっかくなので一番小さいのをお買い上げ。
買って気づいたけど、賞味期限クッソ短くてお土産にできんかったの悔やまれる。

お次は少し移動して「春水堂」の創業店へ。
タピオカミルクティー発祥のカフェとして有名で、店舗の前には行列が。
整理券を取って周りを散策して待つことに。

牛肉麺の店を見つけたので軽く流し込む。

整理券はQRコードになっていて、順番が来たので近づくと、「イートインで一人用の席はない」と。
どうしても中で飲みたければ相席も希望できるとのことだったが、別に雰囲気だけ味わえたら満足だったのでテイクアウトにした。

地下にも席があるみたいで雰囲気はGOOD。
見るだけ見せてもらったらよかったかな。
春水堂のタピオカは他社より小粒なのが特徴。個人的には好き。

次は距離的に歩けはするが、使ってみたかったのもあって路線バスで行くことに。
MRTや台鉄で使っているICカードが使えるので便利。

着いた。
「審計新村」というリノベスポット。
ここは昔、公務員宿舎だったところを改装し、カフェや雑貨やアパレルなどの発信基地として使えるようにしているエリアである。

平日だからか、観光客はかなり少なかった。

2階にも登れるようになっている。
白いパラソルの下にいるピンクのシャツの女性のお店はハンドメイドアクセサリーのお店。
妻用にイヤリングを買った。

僕はこのアパレルのキャラクターがシンプルに好きでシャツを購入した。
先住民の部落出身のデザイナーが立ち上げたブランドでユーモラスに民族の壁を取り払おうというメッセージが伝わってくる。

シャツは980元なので約5,000円くらい。
正直、服に興味がなさすぎて妻任せなのだが、本を買う理由と同じで着るたびに旅のことを思い返せそうだと感じたかな。
もっといろいろ買えばよかったな。
そのまま北上し、「草悟道」を目指す。

高いビルは道路清掃のおじさんに聞くと、ホテルだと。

ちょうどこの公園でスヌーピーのイベントをやっていた。

トレーラーハウス内でグッズの販売をやってた。

草悟道ってのは特定のスポットがあるわけではなく、北は国立自然科学博物館から南は国立台湾美術館まで続く全長3.6kmの並木道である。
高層ビルがずらりと立ち並ぶなかに緑豊かな散歩道があり、散歩を楽しむ市民・観光客がたくさん見られた。

この脇道にあったスタバの前にあったアートが面白かったので紹介。
この作品のタイトルは“I’m a mouse.”である。
でも見た目はリス。
どんぐりの代わりに安全ピンを抱えたねずみ。
それ以上のメッセージを読み取ることはできなかったが、みなさんはどうお考えか。

あまり時間に余裕はないが、自然博物館を見て回ることに。

台湾の伝統的な農業手法だったり、先住民の暮らしの違いだったりが展示されている。
これまた屋上に面白いものを見つけたので共有したい。

知育グッズを実際に使って遊べる部屋。

ここは化石発掘体験。

天体望遠鏡体験とかブロックとかがずらり。

要は、博物館の観覧に疲れた親子が休憩がてら時間を潰せる場所になっているのだ。
上手いのは、ここを訪れるのは“子どもを博物館に連れて来る親のみ”だということ。
その時点で教育熱心なフィルターがかかっていると言える。
この先の長期にわたって顧客になる可能性が高い良質なリストに対し、知的好奇心を刺激する商材を実際に使ってもらえる場所となっているのは素晴らしい。
商品を試しに使ってもらう場は、ある意味では広告のようなものだし、正しく場所を選べば効率的に必要な層に商品を届けられることが再認識できた。

そろそろ日も落ちてくるのでバスで夜市に向かう。

なんか15年くらい前にタイムスリップした感じ。

24時間営業の無人セルフラーメン店。

ルールがわからず結局何も食べずに店を出た。
客は大学生くらいの子がたくさん見えた。

これはうずらの卵みたいなのを穴の中に入れて揚げ焼きにして串に刺して食べるやつ(見るだけで食べなかった)。

本にも出てきてチェックしていたかき氷屋さん。

全然読めないけど、なんか歴史は感じる。

正直、小豆はいらないから除けてもらおうと思ったけど、
よく考えたらここでは美味しく食べるよりも、その店のスタンダードを味わうほうが大事だと思って定番のやつにした。
かき氷自体は梅味でさっぱりしていて美味しい。

残りは135元。ギリギリまで結構使えたなあと。

雰囲気はこんな感じ。
観光はこれで終わりだったけど、持参したバッテリーパックをコインロッカーに入れてしまうという痛恨のミスにより電池は残り6%。
見知らぬ土地でスマホが使えないのはやはり怖いのでレンタルバッテリーを使うことに。

これが大正解。
とにかく台湾派バッテリーパックが安い。1日24時間レンタルしても330円とかなのだ。
これだけ安いと、もはやバッテリーパックを持っていく理由がないとすら思えてしまう。

無事に充電も確保できたところで後ろ髪を引かれつつも駅に向かう。

綺麗にライトアップされている公園の休憩所。

到着。
やはりなかなかにデカい。

高鐵の台中駅に戻ってきた。

このフォント、よく見るやつ。

一風堂に行ってみようかと考えたが、そこまでの時間はなくファミマ(台湾は本当に多い)で冷麺を購入。
全然食べれるけど、日本の麺を食べ慣れてしまっているのでどうしても比べてしまう。
さて、コインロッカーから荷物を救出、桃園駅へ向かう。

桃園駅からはMRTで直行便がある。
ちなみに位置関係的には、
桃園
|
空港ターミナル
|
台北
なので、初日とは反対方向から空港に向かうことになる。

翌朝の出発便が6時台なので、空港ターミナル内(しかも保安検査場の真上のフロア)にあるカプセルホテルに泊まることにしていた。
これが大正解。

徒歩15秒でファミマに行ける。

フードコートが閉まっていたので台湾での最後の晩餐はカップラーメンになった。

同フロアにはピアノもあった。
ストリートピアノ。夜は弾いちゃダメみたい。

この辺は無料で使えるのに充電もできて神。
ここで寝て過ごしそうな人も多数いた。

彼らを横目にカプセルホテルにチェックイン。

共用スペースの本たち。

カプセル内はこんな感じ。シンプルで清潔である。

机や鏡、小物入れまであって充実している。

おかげで翌朝はチェックアウト後すぐに保安検査に並べてほぼ待つことはなかった。

まだ人が増える前の時間帯なのでガラガラである。

保安検査後のロビーにもフードコートがあり、直前までここで過ごした。
僕は割と余裕をもって入ったのでフード系を提供しているお店がまだ開いておらずコーヒーのみをいただいた。

帰りも同じエバー航空である。
とても、とても、とても充実した台湾旅だった。
P.S.
帰国後、空港まで迎えに来てくれた妻とランチに行き、その流れで本屋に立ち寄った。

足が向かうのはどうしても海外旅行のコーナーである。
旅の感動が一番熱いのは旅の直後である。
そのタイミングで、旅に関するインプットを大量に入れたいという気持ちが僕を本屋に運んでくれた。
鉄は熱いうちに打て、と言わんばかりに。

そして、旅系の本を2冊購入。
星野リゾート本に関してはnoteにもアウトプットしてあるのでそちらも一読いただけると。

4日目のまとめ

- 台南新駅舎へ移行のタイミング
- 台中に多く残る日本統治時代の名残
- 食べ歩きより文化を味わう散策
- 早朝便対策の空港内カプセル泊とても快適
これにて台湾旅行記は完結である。
まずは僕に台湾に行くきっかけを与えてくれた海辺にお礼を言いたい。おかげで台湾に興味を持ち、台湾を味わい、台湾を好きになった。きっとまた行くことになると思う台湾ではあるが、初の台湾を一緒に過ごせたことにとても感謝している。
そして、台北を案内してくれたたいぺーさん、台南を案内してくれた黄さん、現地在住の人がガイドしてくれるほど心強いことはなかった。あなたたち二人に会うことが今回の旅の大きな目的だったことは間違いない。僕にとって未知の世界だった台湾旅に安心を与え、適度な緊張感を楽しめたことにとても感謝している。
ここまで4本の記事の中でさまざまな気づきを19,000文字で書いてきた。何か心に響いた部分があれば、ぜひ感想をコメントで教えてもらえたらこの上ない幸せである。また、今回の旅について僕の運営するnoteメンバーシップ会員向けのシェアMTGで「1回目の壁」「余白」「ペルソナ解像度」という3つのテーマで学びを共有した。月990円で過去記事が読み放題なので未加入の方はぜひ体験して欲しい。

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