MENU
カルロス山本
ライターを豊かに稼がせる人

卓球はゴルフよりも変数が多い

千葉に来てます。

2年前くらいから年に2~3回はみんなを集めてワーケーションみたいなことをやってるんですが、

今回はなんとなく千葉でワーケーションでもやるかーとなって参加者を募ったんですが、思いのほかたくさん集まって総勢10名での開催となりました。

正直な話、ここまで大人数になると宿を決めたりするのがなかなか大変です。

個人的にはこういった集まりにおける「宿」って、かなり重要だと思っています。

だいたいエアビーの公式サイトを見て候補を決めちゃうんですが、特に千葉は南房総とか九十九里浜とかそっち方面に行くと割とラグジュアリーな宿があるものの、

たかが1泊でこの人数を大移動させるのは負担が大きいと判断し、アクセス重視で今回は「幕張」という地を選びました。

ロケーションは微妙ですが、広々したベランダスペースがありました

幕張というと、「高校で一緒に野球やろうぜ」と誘てくれた中高の同級生の出身地なんですが、見事にそいつを思い出しました。

さて、

宿に入ってみると、すぐに卓球台があって。

まあ卓球台というよりテーブルに即席のネットとラケットを置いてるだけですがね。

さっそくやってみました。

まずは今回参加してくれたメンバーに卓球やったことない方がいたので軽く教えてみました。

ラケットの角度。
ボールに当てる位置。
力の入れ方。
打つタイミング。
ボールの回転に対して、どの方向に面を当てるのか。

そうやって一つひとつ説明しているうちに、あらためて思ったことがあります。

卓球って、かなり「物理法則」に準じたスポーツだなと。

というか、球技はだいたいそうですよね。

たとえば、ゴルフはわかりやすいです。

クラブの軌道。
フェースの向き。
インパクトの位置。
スイングの速度。

打球は、それらの結果として、物理法則に従った方向にしか飛びません。

右に曲がったなら、右に曲がる理由がある。
左に引っかけたなら、左に引っかかる理由がある。
飛ばなかったなら、飛ばなかった理由がある。

自分ではまっすぐ振ったつもりでも、ボールが右に出たなら何か原因がある。

自分では力を入れたつもりでも、飛距離が出ないなら何らかの理由で力が効率よく伝わっていない。

つまり、打球は嘘をつかないってことです。

出た結果を見て、原因を探り、次の一打を修正する。
この繰り返しによって、少しずつ精度が上がっていく。

これは卓球も同じです。

ただし、ゴルフと卓球には大きな違いがあります。

ゴルフは止まっているボールを打つ。
一方で、卓球は相手が打ってきた動いているボールを打つ。

ここが決定的に違います。

ゴルフの場合、ボールそのものは止まっています。
もちろん、風、芝、傾斜など、外部要因はあるでしょうが、少なくとも目の前のボールは自分を待ってくれています。

なので、自分のスイングや構えのズレを検証しやすいんです。

一方で、卓球はそうはいきません。

相手がどんな回転をかけたのか。
どのくらいのスピードで飛んできたのか。
どのコースに来たのか。
バウンド後にどれだけ伸びたのか。
自分が打つまでに、どれだけ時間的余裕があったのか。

これらを見てもわかるように、打つ前からすでに変数が大量に乗っています。

つまり卓球は、
自分の打ち方だけを見ていていると、原因を見誤りやすいスポーツです。

ミスをしたときに、単純に「自分の打ち方が悪かった」と考えることはできます。

でも実際には、相手の回転を読み違えたのかもしれない。
タイミングが合っていなかったのかもしれない。
相手のボールの質に対して、自分の返し方が合っていなかったのかもしれない。

ゴルフが「自分の動作と結果」を見るスポーツだとしたら、卓球は「相手の入力、自分の処理、結果」を見るスポーツです。

この違いに気づいたとき、
「ああ、おもしれぇ……」となりました。

そしてこれは、仕事や発信にもかなり似ている気がします。

何かを発信する。
記事を書く。
商品を出す。
企画を投げる。
提案をする。

その結果、反応があるときもあれば、ないときもあります。

このとき、多くの人は「自分のアウトプットが悪かった」と考えます。

文章が悪かった。
切り口が弱かった。
タイトルが微妙だった。
内容が刺さらなかった。

もちろん、それもあります。
アウトプットの質は大事です。

でも、卓球的に考えるなら、見るべき変数はそれだけではありません。

そのアウトプットは、どんな相手に向けて出したのか。
相手は今、どんな状態だったのか。
どんな文脈の中で受け取られたのか。
そのタイミングで読む余裕があったのか。
相手が求めていた回転と、こちらが出した回転は合っていたのか。

ここまで見ないと、本当の改善にはならない気がします。

ゴルフ的に考えるなら、結果を見て自分のフォームを直す。
これは大事です。

でも、卓球的に考えるなら、結果を見るときに「相手からどんなボールが来ていたのか」も見ないといけない。

つまり、自分のアウトプットを評価するときには、変数を一つ多く考える必要がある。

自分が何を出したか。
それがどう跳ね返ってきたか。
そして、その前に相手はどんな状態だったか。

この視点がないと、必要以上に自分を責めてしまうことがあります。

その結果だけを見て、「自分には才能がない」と判断するのは早い。

もしかしたら、出す場所が違っただけかもしれない。
タイミングが悪かっただけかもしれない。
相手の受け取り方に対して、少し角度が合っていなかっただけかもしれない。
同じ内容でも、別の文脈で出せば、ちゃんと返ってくるかもしれない。

卓球では、同じスイングをしても、相手の回転が違えば結果は変わります。

だから、ミスの原因を「自分のスイングのみ」に決めつけると、逆に上達が遅くなってしまう。

見るべきなのは、結果そのものではなく、結果が生まれた構造です。

どんなボールが来て、
自分はどう返して、
その結果どうなったのか。

ここまで見て、はじめて修正ができます。

ゴルフのように、自分のフォームを整えること。
卓球のように、相手から来たボールの質を読むこと。

どちらも大事です。

ただ、仕事や発信はどちらかというと卓球に近いのかもしれません。

自分ひとりで完結するものではなく、必ず相手がいる。
市場があり、読者がいて、顧客がいて、タイミングがあり、文脈がある。

だから、結果を見て修正し続けることは重要だけど、そのときに「自分だけ」を見すぎない方がいい。

打球は物理法則に従った方向にしか出ません。
でも、その打球が生まれる前には、必ず入力があります。

どんなボールが来たのか。
どんな状態で受けたのか。
どんな判断をしたのか。
そのうえでどんな打ち返しをしたのか。

アウトプットを評価するときもここまで見る。

卓球はただのスポーツではなく、かなり実践的なフィードバックの教材なのかもしれません。

結果を見て、修正する。
でも、自分だけではなく、相手から来たボールも含めて構造を見る。

この感覚は、発信にも、仕事にも、人生にも使える気がしています。

P.S.

近くに店が少なかったので夕食は出前でピザをとりました。

9人でL寸を4枚…

初めて会う方。

1年ぶりに会う方。

もう3年近い付き合いになる方。

いろんな方が融合する空間ですが、「いつ参加しても居心地がいい」と言ってもらえて本当に嬉しいです。

この会をずっと続けていけるようにこれからもバリバリ頑張りたいと思います!

初めてのメンバーも楽しく溶け込んでくれました

明日は東京に移動します。

ではまた

Xも元気に発信中!

@adhdcdp
フォロー&気になったポストをいいねしてね!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次