なんとなく重そうな栗のアイスを試したら超スッキリで定番化してることに納得

愛媛県ってみかんだけじゃなくて
いろんな農作物の栽培がさかんだったりするんですね。
まあ、田舎なんで。

で、中山って地域があって、
僕の中では「栗」といえば中山一択。

そんな感じなんです。

今日はドライブがてら
その”中山”にある道の駅に行ってきました。

そして、道の駅とかにはよくある
「ご当地アイス」
みたいなのを買って食べたんですね。

メニューはこんな感じ。

見えにくいっすね、サーセン。

やけに年季の入った食券機やなー

とは思いつつ、
何食べようか迷ったんですが
やっぱり「栗(マロンアイスクリーム)」にしました。

食べる前は
栗のアイスって
ちょっと甘々してそうだし別のにしようかなー

とか思ってたんですけど、

いやー食べてみると
“あっさりの極み

完全に定番の座を取りに来てるなー
って思ったんですよね。

もちろん「トガった個性」も大事なんだけど、

「定番」を目指すなら
①広く愛されつつ
②リピートしてもらえる

商品を目指さなきゃいけない。

濃厚栗ムース付き大粒栗トッピング入りでは

「話題の商品」にはなれど
「定番の商品」にはなれないんですよね。

これ、何言ってるかわかります?

要は、
「奇をてらったトンデモ商品」
で瞬間的に名前を売るのはいいけど、

長期的な売上を見越して定着するには
それ相応のモデルチェンジが必要ってことです。

後味スッキリで上品な栗アイス。

なんていうか、
「好きな人が多い」ってより
「嫌いな人が少ない」って感じ。

これに関しては
正直どっちが正解とかはないです。

ただ、
ここでいう「栗」はココの名産品なので

絶対、絶対、ぜーーーったい

施設の経営陣は
栗のアイスを一番人気にしたいはずなんですよね。

いや、僕だったら
100パーそう思うので。

で、いいなあと思った施策がコレ。

売れ筋ランキングです。

これめっちゃいいですね。

正直、このランキングって
実際売れてるとかはどうでもよくて
お店がオススメしてるものを知れるツール
としては優秀ですね。

少なくとも僕はこれがあったから
「栗食べてみよー」
ってなって、
食べたらもう一気にファンになったわけです。

これ、
選択肢を絞ってくれてるんですよね。

めちゃくちゃたくさん
種類があるわけじゃないけど、

どれにしようかなー

って迷うくらいではある。

そこで、

1位 マロン
2位 バニラ
3位 ゆず

と3つ提示してもらえたので
「じゃあここから選ぼうか」となった。

そして、
「え、バニラより売れてるのか。じゃあ(マロン)行ってみるか」
という形でした。

サービスにたくさんのプランがある方なんかは
「サービス選択ガイド」みたいなものを準備しておくべきですね。

そのとき、
買うかどうか
ではなく、
どれを買うか
に論点をずらせるかが重要だったりします。

今回は、
「地ものを活かした定番商品づくり」

「選択肢を絞って選んで欲しい誘導する手法」
について解説しました。

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