「体験格差」って本、知ってます?
お子さんがいる方なら
できるだけ早く読んどいた方がいい1冊です。
簡単に言うと、
幼少期の体験の質や量による格差が生まれている
っていうことを
さまざまな面から教えてくれる本です。
結構残酷っていうか
ガーンってなる人も
いるんじゃないかなと思ってて、
まあ、また読み直してレビューしますが、
息子には(年明けに産まれる娘にも)
できるだけいろんなことを経験させたいなーって。
まあ「金を稼ぐ」ってのは
その手段でもあるんですね。
お金があれば選択肢は増えるし、
あきらめないといけないことは減る。
それだけじゃなくて、
やっぱ親がアンテナ張って
子どもの体験になるイベントを
どんどん探してこないといけない。
幸運にも僕の妻はそういうの得意でして、
今回、近くの公園で開かれるイベントに行ってきました。
いろんなブースが出たり
キッチンカーが並んだり
プロレスさんたちが盛り上げたり
高校の後輩が司会を務めたり(笑)
今日はかなり歩く距離があるだろうと踏んで
ベビーカー(変形タイプ)で行ったんですが、
この生い茂った芝生が結構タイヤを奪いに来るんですよねー。
まあぐるりと1周して
輪投げしたり
スパボすくいしたり
ストラックアウトしたり
(父は野球歴15年以上)
「あー、こんなこともできるようになったかー」
と、息子の成長を感じつつ、家族時間を楽しんでました。
で、そろそろお昼。
こういうイベントの食事って
もっぱらキッチンカーが多いですよね、最近。
やっぱ屋台とかより
いろんな面でスマートなんでしょうね。
例えば、
設営にかかる時間も少ないだろうし
ただ…
絶対並ぶよね。飲食ブース。
他に選択肢がないからさ
ほら、あるものの中で
「これなら許せる」程度で何食べるか、
つまり”どこに並ぶか”決めませんか?
僕らが並んでたのはピザのお店。
並びはそこまで長くなくて、
“子どもが食べられそうなメニューがある”
これで決めました。
ただ…
ぜんっぜん行列進まねー。
いや、
ムダに本格的なんすよ。ピザ。
あー、ここまでやるか。すげー。
でも、ここまでは求めてねーよ。
もっと早く出して欲しい。ここは。
って気持ちになった。(人によって違うだろうけど)
だってそもそも
本格的なピザ食べたかったら
キッチンカーじゃなくて窯に行くやろ。窯に。
写真では混んでたのがイマイチ伝わりにくいですね。
ただ、そんな行列の中で生まれた
“カルロス式非常識な行列マーケ”について
ちょっと解説してみようと思います。
正直、実際にやるとしたら
なんらかのトラブルが起きるんじゃないかなー
って思うところもあるのでご注意を!
じゃあまず1個。
人間の中には
“どうしても待つのだけは耐えられない”
って人がいます(義理の父です)
なので、
シンプルに行列が起きにくい仕組み
を作りに行きます。
まあいろいろとやってると思うんですけど
調理工程10段階の7くらいまで
事前に終わらせとくとか
凝ったメニューを外しておくとか
その辺は枝葉っすね。
そうじゃなくて僕なら
テイクアウト用を準備してから会場に入りますね。
あれね、
「どうしても”できたてホヤホヤ”を食べたい」
って人、
たぶんですけど、半分もいないっすよ。
それなら
「いや、冷えててもいいからさ
待たずに買えるならそっち買いたいわ」
って人が相当いると見た。
いやね、
いろいろ買ったうえでのプラスワン。
そんな位置づけなら
冷えてようが別によくないですか?
亜種のファストパスみたいにして
「作り置きで良かったら割り込みで買えます」
ってやって、
“それ専用の売り場”を分けるといいんじゃないかなーって。
そうすれば
少しは行列の総量が減るし、
それを見て
「これくらいなら並ぶか」
って人も出てくるから良い方法だと思うんだけどなー。
デメリットとしては
「廃棄が出る恐れがある」ってことかなー。
そして、もう1個は
「他のお店の行列を活用する」っていう戦略。
一番わかりやすい例を挙げると、
隣のお店にめっちゃ行列ができているパターン。
これね、
行列に並んでる人に試食を配っていきましょう。
で、
ミドル商品・バック商品のイメージをするといいのかなと。
要は、
試食は客寄せ(フロント)で
あと「行列に並びながらでも食べられる商品」
とか準備しておくと、
「あ、それ欲しい!」につながるかもですよね。
並んでる間に
お店の人が持ってきてくれるなら最高ですよね。
あとは、
そこまで商品を売ることに固執しなくてもよくて、
シンプルにそんなことやるお店ほぼないので(少なくとも場奥は見たことないっす)
かなり記憶に残るんじゃないかなーって。
で、せめて名前とかロゴだけでも覚えてもらって
次見たときに
「あ、あの待ち時間に試食持ってきてくれたお店だ」
ってなったら勝ちっすよね。
まあ、こっちの方法の懸念点は
行列のお店に怒られやしないか
ってこと。
でもさ、
行列の待ち時間をエンタメ的に埋めてくれるわけだし、
お店側にとってもありがたいことでしょ。
なんなら感謝して欲しいくらい。
そこで注意すべきは
試食じゃなくてセールス始めちゃダメ。
例えば、
ウォーターサーバーの営業が
行列で待ってる間に
「待ってる間だけでいいんで」
とか言ってきてもウザいやん。正直。
だからホントに
お客さんのためを思って
・待ち時間にお腹空かないかな
・並んでる間、退屈じゃないかな
そこを埋められるように行動。
すぐにお金にならなくても
長い目で見ると、差になってる気がしますね。
ということで、
「待ち時間マーケ」
ってのは
忙しくて
時間が無くて
せっかちな
令和戦士を相手に商売するには
押さえておかないといけないポイントかもしれません。
コメント