中学校時代の話をします。
僕の通ってた中学校って
毎日どこかでケンカが起きてたり、
ちゃんと制服着れないやつがいたり、
同じ野球部の同級生が金髪に染めてきて
3年夏、最後の大会を前に強制退部になったり、
前日に校舎の壁がスプレーで落書きされて
ブルーシートに覆われたままで卒業式やったり、
割とガラの悪めの学校だったんですね。
(10人に1人が中卒って感じ)
そんで、
「周りの5人が人格形成に関わる」
みたいなことをメディアなんかでも言われるじゃないですか。
例えば、
小学校ではイイやつだったのに
中学で付き合う友達間違えてクソ野郎になったり
みたいなことが起こるんですよね。
あの金八先生(わかる?)の
「腐ったみかん」ってのは言い得て妙だなと。
で、
僕も結構その影響を受けかけた
“暗黒の時期”がありまして…
この記事では
そこで自分を変えてくれた
教師からの「理不尽な雷」について書きます。
僕って
成績自体は普通にずーっと
(そもそも小学校~大学まで優秀)
良かったんですが、
中学2年のとき、ついに
通知表の「5※」が1個もない
※5段階評価
みたいな現象が起きたんですよね。
これ、何があったかって…
授業態度がめっちゃ悪かったんですね。
具体的に言うと、
授業を完璧に理解してるし
期末テストの点は高いけど
授業はいっさい聞かない生徒
みたいな。
まあ塾とか行ってなかったんですが
「なんで教科書に書いてることわざわざ授業でやるんだろう」
的な思想もありつつ、
周りに流されてふざけてた記憶があります。
成績の決め方って
どんな基準があるとか
正直わかんないですけど、
テストの点が良くても
授業態度が悪いとMAX「4」で
収まるようになってるんですよね。
1年のときとかは
音楽・家庭科・国語が「4」で残りは「5」
みたいな典型的理系ゴリゴリ生徒だったのに、
音楽以外「4」
音楽「3」
みたいなことに
なってしまったんですよね。
これ、さすがに親に怒られました(笑)
そして、ちょうどこの頃
僕の人生観に大きく影響を与える
「忘れられない指導」を受けることになるんです。
僕はある生徒(ちょっとだけ不良寄り)と
休み時間に廊下でふざけていたんですが、
生活指導の先生(ブルドック顔、女)にかなり強く叱責されたんですね。
しかも、謎に僕だけ。
僕はすぐに
「なんで俺だけ怒られなあかんわけ?あいつも同じことやってるでしょ」
って食い下がったわけです。
そこで先生から返ってきた言葉が
あまりにも
あまりにも
あまりにも
衝撃的だったんですが…
「お前はあいつと同じ基準で見られてもいい人間なんか?」
と。
「嫌だ。この先の人生あいつらと一緒の世界で生きていくのは絶対無理」
そこでずーっと
燻っていた”何か”が弾けたというか
ハッとしたというか
「人生、ちゃんとやろう」
って、心に決めた瞬間でしたね。
いや、今思うと怖いんですけど、
自分の基準値って
知らず知らずに
まわりに引っ張られてるわけです。
それも
いとも簡単に
自分が気づかないうちに。
僕の割と近い友人にも
小学校の頃は勉強も運動もできたのに
中学校で付き合うグループ間違えて、
今ではよくわからない生活してるやつとかゴロゴロいます。
まあ僕もそこに
片足突っ込んでいたわけですが…
今思うのは、
自分の基準値なんて主観もいいとこで
周りの影響受けまくりなんですよね。
だからそこでメンターを置いて
「僕、変な方向行ってないですか?大丈夫ですか?」
って、ガイドしてもらえる環境って
すっげーありがたいなーって。
“自分でゴリゴリ進めるフェーズ”
ってのは当然必要なんですが、
やっぱり
自分より先を行ってる人
結果を出している人
の近くにいて、
“良い方向に”引っ張ってもらわないといけない。
なので、
メンターもそうだし
同じメンターのもとで学ぶ“仲間の質”は重要。
そして、
僕は相当に恵まれている。
“馴れ合いじゃなく、気を抜けば、本当に置いて行かれる”
そんな雰囲気でバチバチビジネスできてる。
これをどんどん磨いていきたいなあと。
そんで、
僕を慕ってくれる人にも
良い影響を与えられる人間になりたいと思うわけです。
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