グランピングで家族と夏の思い出づくり「霧の高原LUONTE(愛媛県四国中央市)」BBQの余った肉から衝撃の展開

先日、初めて「グランピング」とやらに行ってきました。

グランピングに行くことになった経緯や施設選びでの気づきは以前メルマガにも書きました。そちらもあわせてどうぞ。→バックナンバーを読む

…と、その前に保育園の夏祭りに。

この「夏祭り」でもひと悶着あったので、以下のようにポストにも書きました。

で、せっかくの夏祭りということで、

兄妹セットで浴衣を着せていたため、いったん自宅に戻って着替えをさせることに。

そして、昼食を済ませてからいざ四国中央市へ。

四国中央市はまさにその名の通り、四国のへその部分に位置する工業地域。

トイレットペーパーやティッシュペーパーなど
紙製品の業界トップブランド「エリエール」が有名な大王製紙の四国本社がある地域。

ちなみに、

家から車で5分のところに「エリエールゴルフクラブ」というゴルフ場があります(松山市)。

名門コース過ぎて普段は行きませんけどね。

さて、

四国中央市に向かう道中ですが…

まず思った以上に四国中央市が遠かった。

1時間ちょいで着くと思ってたら2時間かかった。

そして、

最寄りのインター「新宮IC」で降りてから山を上っていく。

につれて、だんだんと山奥に入っていくわけだが、

ただ山の中に入っていくだけでなく「ザ・上ってる」って感じで。

写真がなくて恐縮だが、

妻が「道路が宙に浮いているみたい」って言ったのが非常に的を得ている感じ。

ほどなくして現地に到着。

受付を済ませます。

今回は元同僚で副業ライターの「Jくん」家族と現地集合することになっていたのだが、山道に入る直前で迷ったらしくこちらが先に到着。

ドームの外観・内観はこんな感じ。

そして、荷ほどきしつつ、

ドーム内ではしゃぐ息子の写真を撮り、

フリードリンクを飲みつつ、

絶景を楽しみながら周囲を散策する。

子どもが遊べるアトラクションなどがめちゃくちゃ揃ってるわけではないが、ドーム内で遊べるボードゲームとかボールとかバドミントン、フリスビーなどの貸し出しがありましたね。

そんなことをしていると、Jくんが到着し、ほどなくしてご飯の時間。

グランピングとかキャンプの醍醐味といえば…

いやー、飯でしょ、BBQでしょ。

ということで、今回行った「霧の高原さん」にもBBQ付きプランとかもあったんですが、

妻の実家から「網で焼くとヤバそうな肉」とか、いっぱい差し入れもらっていたので、今回は材料持ち込みで焼き場だけ貸してもらうことに。

結論、これめっちゃ良かった。

食器も貸してもらえるし、

ちょっと離れてる(徒歩1分)けどソフトドリンクは飲み放題。

何より超本格的な炭焼きBBQなのに火起こしもスタッフさんがやってくれるし、

ここ使えるのは宿泊客のみなので、こんなに広いのに混まずに広々使えて快適。

で、ここからがちょっと笑えるんですが…

BBQあるあるで「最後食べきれずにお肉が余ってしまう現象」ありますよね?

当然、今回もそれが起きて、最初はもうあきらめかけたんですが、

ダメもとでスタッフさんに「一緒に食べませんか?」と誘うと…

カーキのシャツのお兄さんがスタッフ(ダイキくん)

ふつうに乗ってくれた(笑)

こういうのって、「ありがとうございます!でも仕事中なんで」って断られるやつちゃうの?

で、ワンチャン「あ、全然食べます」ってなったとしても、スタッフルームに持ち帰って食べるんちゃうの?

いや、全部ありなんかい!

でも、おかげでフードロスゼロできたので助かったけど。

「余った食材はスタッフで美味しくいただきます」みたいなユニークコピーもありなんじゃないの?

とかバカなこと考えつつ、

「この辺が地元なんですかー?」とか「こういうところで働くってことはキャンプとかも好きなんですかー?」とか

他愛もない話をしつつ、楽しく肉を食らいながら仲良くなった。

で、これ(笑)

左からライターJ、スタッフダイキ、カルロス

なんかもう夕食の前から

お互いの妻同士で「楽しいから夏の恒例行事にしよう」と大満足だったんですが、

「今度は海側のグランピングも行ってみたい」という声もあったんですよね。

まあ、たしかに最近は「快適なキャンプ」としてグランピングがめちゃくちゃ人気で

今回の行き先を決めるときにも四国で絞ってもたくさんの候補地が出てきて、なかなか苦労しながらココを選びました。

が、このスタッフダイキくんがナイスガイ過ぎて、一気にみんなで仲良くなって、いつしか…

「来年もここに来よう」みたいな感じになってました。

それを見てやはり、

「一歩踏み込むコミュニケーションつえぇ」って思ったわけです。

今回はまあ、かなりイレギュラーなケースではありますが、

「スタッフと一緒にBBQ」っていうレア(BBQだけに←うるせー)な体験が”ここじゃなきゃダメ”と思わせるポイントを生むトリガーになった気がします。

やはり、ファン化の一番のチャンスは「サービス提供時」なんですよね。

ずーっと前にヒルトンタイムシェアの説明会に行ったことがありますが、

ああやって、無料でハワイ旅行を配っているのは

現地でタイムシェアを「体験」してもらって、

「これいいじゃん」となった瞬間にタイムシェアを売るという戦略を取っているためです。

サービス提供時に

① 期待を超える
② それは感動を生む
③ 別(次)をオファーする

という流れが組めると、売り上げも安定するはずです。


さて、気持ちよく酔った大人たちは

子どもたちをさっさと寝かしつけて飲みなおそうぜ

みたいな話をしていたんですが…

気づけば寝てしまい、

朝でした。

翌朝は6時頃には日が昇り切っていて、

ハンモックに揺られたり(30分くらい)

雲海を眺めながらアップルジュースをキメたり、

ドームの備品のホットサンドメーカーでハムサンドを焼いて食べたり、

散歩とか片付けとかいろいろしてたらあっという間にチェックアウト。

いや、大満足です。また来ます。

で、これはおまけなんですが…

20分山を下りたところで「鍵が返却されてませーん」と電話がかかってきて、往復40分をドブに流してしまいました。サーセン。

気を取り直して、せっかく四国中央のほうまで来たので道の駅へ(道の駅「霧の森」)。

川遊びができる道の駅、として人気なのか駐車場はそれ目的の家族連れで大混雑。

批判はあると思うが、

ビジネス的に考えると、やっぱり駐車場自体を有料にしたほうがいいですよね。

シンプルに混雑はクリアされるし、カフェとかお土産屋で「2,000円以上お買い上げで無料」とすれば観光で道の駅利用の人からの文句は出ないのでは。

まあ有料にすると、ゲートとか精算機関係で初期投資がかかるからやらないのかな。

ただ、駐車場を管理してる人もだいぶ少なくて済むはず。

一方で駐車場の車誘導をしてくれてるスタッフの顔ぶれを見ていると、シニア警備員の方も多い。

ははーん。雇用の面でも一役買っているのか

とか想像。

で、調べてみると…

道の駅にもいろいろあって

自治体が設置して、運営会社は別みたいなパターンが多いみたい。

道の駅の中にあるお店とかも「直営式」と「テナント出店式」がある。

実は僕は大学生の頃に「四国の道の駅を一周」という謎の企画をやったことがあり、道の駅にはなじみが深い。たぶん1時間くらいは一人語りできる。

ちなみに「一周」といっても好き勝手に回るだけでなく、「当時設置されていたスタンプラリー完全制覇」をミッションとしてました。

それによってどんな制約があるか、なんですが…

防犯上、スタンプが設置されているのは施設内になるわけです(全部じゃないけど)。

例えば、

入館料無料の資料館の脇に佇んでいることもあれば、お土産売り場のレジ横に置かれていることもある。

どちらにせよ、

施設が開いている日・開いている時間にしかスタンプラリーはゲットできないんです。

ちなみに瀬戸内海の島内にも道の駅はあります(小豆島にも3つあり、これが結構大変でした)。

そうやって拠点の徳島市から3回にわけてスタンプラリーを集め、

「完走者には特別プレゼント!」と盛大にあおられた景品は…

道の駅のマーク(わかります?)が総柄でプリントされたハンカチーフであった(もうないけど、ここまで50回ネタにして喋ってるので置いとけばよかった)

とか想いを馳せると、夏休みならではで「愛媛の道の駅ぜんぶ回って調べてみた」みたいな自由研究とかもできるよなーって思った。

まあ、ちょっと前にこれを見ていたからかな。

今だとAIを使えば、ふつう困らないほどの情報が手に入ってしまう時代です。

そのなかで

夏休みだからこそできる時間を使い方のなかで「遊びながら親子で一緒に学ぶ」っていう素晴らしい事例だと思いましたね。

AIにはこの子と同じものは作れないしね。

前に「体験格差」という本をメルマガで紹介しました。

その中で

親の幼少期の体験は
その子世代にも垂直継承される

という内容を個人的に読み取ったんですが、

残酷ですが、

子の経験には親の経済力がシンプルに大きく影響します。

つまり、どうにもならないこともあります。

ただ、お金どうこうであきらめるだけでなく、

子の経験の質を変えるのは「親の知識」かも

とも思ったわけです。

やはり、人生レベルで知識ゲーなんですよね。

さて、話をバコッと戻します。

この道の駅があるエリアは「新宮茶」というお茶の生産が有名なところ。

メニューの写真撮れなかったけど抹茶系推し

道の駅に併設されたカフェのメニューもお茶がメイン。

こんな感じの風情のある座席。

僕は「かぶせ茶」と抹茶のかき氷をチョイスしたんですが、

ライターJくんは謎に「ところてん」をチョイス。

なんでやねん。

と思いつつ、

「きっとこの辺でとれた湧き水で作ってるんですよ~」

「じゃあ絶対メニューにそう書くやろ~」

「たしかに~」

とか話していたんですが、ちょっと調べると…

この地域でとれた水を使った「自家製ところてん」とのこと。

いや、なぜ書かない。書けよ。

「自家製」って書くだけで販売数増えるのに…

「自家製」って書くだけで単価上がるのに…

って、ただ「ところてん」とだけ書かれたメニューを見て思ったわけです。

まだもう少し時間がありそうだったので

・帰り道にある
・室内で子どもが遊べる

という夏場の家族時間条件で調べてみると、子ども向けの遊び施設が見つかったので寄ることに。

「マイントピア別子」というところなんですが、なんかここだけで半日くらい潰せそうなエリアなので、また日を改めて行こうと思います。

観光列車に乗ったり、

こういう遊び場で遊び尽くして、

もうご飯を食べてから帰ろう、ということになったので、近くのイオンで済ませて、

さらに帰ってすぐに寝られるように近くの温泉によって帰ることに。

それが今なお残る昔ながらの温泉みたいな感じで

・靴箱のコインロッカーが100円式(返却はされる)
・シャンプー/ボディソープ別売り(タオルはまだわかる)
・脱衣所の鍵も100円式(返却はされる)

みたいな感じ。

近所にもあるが、この細々した課金がなかなかのストレス。

お金がどうってよりも煩わしさがねえ。

たしかに中に消耗品を置かないことで管理は楽になるし、人件費が少なくて済むのもわかるけど。

「まあしゃーないか」と

シャンプー・ボディソープをそれぞれ購入したが、

もうこれ手ぶらの人用に「一式全部オールインワンレンタル」みたいなやつを作ればいいのに

とかは思いましたね。

地元の人に向けて運営してたらまあトントンで経営できるからそこを改善できてないんだろうなあ。

やはり顧客体験には自分のサービスを改善させるヒントが詰まっているわけです。

と、いろいろと書いてきましたが、

結論、「グランピング」はめちゃくちゃおすすめです。

“子どもにアウトドアな経験をさせたいけど、ガチのキャンプはめんどくさいし汚いのは無理”

みたいな人にはドンピシャかも。

もちろん、

ガチキャンプ寄り
ビジホ寄り

とグラデーションはあると思いますが、

それ含めて、

施設選びでどんなポイントを見るべきか

ってアドバイスは実際に行った人にしかできないし、好きな人はどんどん行って、そういう発信をすればいいと思います。

今回一緒に行ったJくんにも、ワ―ケーションの話をシェアしたんですが、めちゃくちゃ反応は良かったです。

自分主催のものを含めると、辺鄙なところからアクセスのよいところまで10回以上のワ―ケーションを体験してきました。

いったんこのあたりで経験をまとめておかねば、とかは思っています。

何が引っかかるかわからないですし、1年後も2年後もどこからかたどり着いた人が僕の活動の何かに興味をもって立ち止まってもらえるように「副業で稼いだお金の使い方」をこれからもどんどんと発信していきたいと思います。

ここまで読んでくださった方は、よかったら以下の「更新通知専用LINE」に感想をください。今後のブログ更新の参考にしたいです。

ではまた

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