【EXPO2025大阪関西万博】ベビーカー無双で予約なしでも7パビリオン達成!~君たちは万博後どう生きるか~

ついに…

ついにですよ。

やっと、行けました。

万博。

いまや「チケットを買っていても入場予約ができない」とかニュースにもなってますが、

無事にいけて良かったです。

ホント、スミレさんのおかげです。

…というのも、

僕はもうだいぶ前から家族分のチケットを早割で購入していたんですが、

「入場に予約が必要」

ということもつい最近(8/30に)知りましたからね。

なんなら入場ゲートが東と西に分かれていることすら知りませんでした。

今って、万博に関する情報って山のように流れて来ます。

が、もうどれをどう追えばいいかわからないカオスな状態でお手上げ。

ただ、運良く、元から親交のあったスミレさんが気づいたら「万博お姉さん」になっていたので、今回相談をさせてもらうことになったんです。

作ってもらった僕専用オリジナルコースの一部を公開します。

レポートの全文やその経緯は有料noteで詳しく解説しています。

さて、

「ワイ専用コースも作ってもらったし一安心」と、その後はボーッと万博行った人のポストを眺めていたんですが…

どうやら閉幕が近づくに連れて、混雑が超過熱。

チケットを購入しているのに予約が取れない、いわゆる「死に券」というワードも登場。

このブログを書いている9/30現在では、当日券を求める人の行列が朝5時頃からできていたらしいんです。

また前日に行った方からも「並べないパビリオンばっかりで…」と情報が入って来てました。

楽しみと不安を抱きながら当日を迎えます。

仕事の足で大阪へ

午前中だけ仕事をして、妻に職場に迎えにきてもらった車に乗り込んでそのまま出発。

愛媛から大阪は車でざっくり4時間とか。

1人だったら飛行機使うけど、4人(しかも子どもあり)なので車が最強ですね。

徳島の上板SAまで僕が運転して、残りは妻に任せることに。

大阪の高槻市に着いたのは18時過ぎ。

妻側の親戚の家に3泊させてもらいます。ありがたい…

いざ万博へ

9時半に出発。

バスで最寄りの駅まで行き、梅田、そして弁天町へと向かいます。

娘はお留守番。ベビーカーは軽いので持参します。

大阪駅
弁天町
ゲート前の混雑

夢洲駅から入場ゲートまでが一番混んでた感じ。

ゲート前には手荷物検査があります。

11時過ぎには着いてたけど、中に入れたのは12時半前だった。まあ、想定内。

遠めのミャクミャクと写真を撮りつつ

隠れ撮影スポットのミャク尻を押さえつつ

妻はお土産屋の列へ。

30分くらいかかるかなー

と思って、待たなくても見られるものを中心に、息子を連れてウロチョロしてました。

世界が聞こえる”伝話”

「思ったより早く入れたわ」といっぱいのミャクミャクを買い込んだ妻と合流し、まずはぐるぐると見て回ることに。

人気のパビリオン(展示スペース)には、こんな感じで「待ち時間上等!」と言わんばかりの座り行列。

僕たちが見て回れたパビリオンは7つ(※はベビーカー優遇)。

① ペルー(待ち15分)※
② インド(待ち1分)
③ スペイン(待ち5分)※
④ 夜の地球(待ち0分)
⑤ アゼルバイジャン(待ち15分)※
⑥ UAE(待ち0分)
⑦ 中国(待ち10分)※

ペルー館

正直、入るつもりはなかったんですが、

上の写真のおじさんに「ベビーカーこっちね~」と促されたので入った。

写真にもちっちゃく写ってるけど、案内のお姉さんが、まさに“ペルー美女”って感じでよかった。

お行儀よく正座して説明を聞く息子
アルパカの置物
日本では見ないテイスト
伝統工芸とかの紹介もあった
出たところすぐのキッチンカー

面白いのは、ペルーに限らず(インドとかスペインも)パビリオンに入った人でないとフードを買えないようになっているところ。

正直、めちゃくちゃ美味いかっていうとそうではない(というか日本人の味覚に合わない)と思うけど、ペルー料理とか食べる機会ないし、行ってみてもよかったなーとは思いますね。

ペルー館公式アカウント(X)

ミャク蓋ゲット

このお姉さん、商売上手くて

「はーい、ICOCAね~。あー、
残り3,400円だからあと3回飲めるね」

と、CTA(call-to-action)を設置してた。

言うのは別にタダだもんね。

シルクエールってビールを飲んだけど、キメが細かくて美味しかった。

下手したら人生で一番美味いビールまである(まあたぶん、そもそもそんなにビール好きじゃないし、良いビールを知らないだけだろうな…)。

少し歩くと、

入場制限をしていたインド館のスタッフに動きがあり、

近くにいた人たちがざわざわし始めたので“もしや…”と思い、入り口ゲート先頭で待っていると

まさかの1分待ちで入れることに。

これ座ってよかったのかわからんけど…

まさにインド!って感じの独特の雰囲気。

インド雑貨のスペースもあった(見てはない)し、出たところにインドレストランがあって(食べてはない)イイ感じだった。

事前情報で「常に入場規制してる」ってのは知ってたのでまさか入れるとは思ってなかった。

一気に固まった人数入れる規制して、の繰り返しって感じ。

運営側もいろいろ考えてくれてる。

万博バーラト館(インド)|日本語情報(非公式)@BHARAT_NIHONGO

すぐ隣のインドネシア館には入れなかったけど、ちょうど屋外のパフォーマンスをチラッとだけ見られた。

昼も夜もやってるらしい。

ほら、こういう声もある。

そして、ベビーカー優遇があることがわかっていたスペイン館へ。

かなりの段数を上がったところからの大屋根リング。

情熱の国スペイン。

スペイン館公式アカウント(X)

道中の混み具合はこんな感じ。

スミレさんに教えてもらい、印刷して持参したつじさんの地図。

現地でも同じのを持ってる人だらけだったけど、個人的には今どこにいるかがときどきわからんくなってた。

(まあこれは地図がどうこうってよりも、僕が方向音痴だからか)

突如現れた「夜の地球」パビリオン。

全然人が並んでる気配がないので行ってみると、待ち時間はなしでサクッと入れた。

入ってすぐに輪島塗りの歴史とか技術的な面の解説が入り、じわじわと期待値を上げていく。

そして…

輪島塗りで作られた巨大な地球儀。

さらに周りを飾るのは世界各国の都市の地図。これも輪島塗り。

芸術としてもすごいけど、万博の展示物としてのコンセプトも素晴らしいよね。

待ち時間が0分だったってのもあるけど、個人的にはここがナンバーワンだった。

この方のポストがその素晴らしさを代弁してくれる。

リピートする気持ち、非常にわかる。

今から行く人も、ここだけは絶対行け。

コンパクトかつ動線もシンプルで回転率高くて待たずに入れ。

「待ち時間比満足度」めっちゃ高い。

その流れでアゼルバイジャンのベビーカー優遇レーンに並ぶ。

ペルー館やインド館と同じく、ある程度まとまった人数を固めて入場させ、はけたら次を…みたいなシステム。

15分待ちくらい。

グイグイ進んでいく息子。

中で文字通りにはしゃぐ息子。

正直、どこにあるどんな国なのかも考えたことなかった国の文化について知れるのはいいね。

パビリオンの後半でスタッフのお姉さん(アゼルバイジャン美女)に英語でいろいろ質問する日本人がいたけど、すごい熱心に説明してるのが印象的だった。

自分の国のことに興味を持ってもらえるのって嬉しいし、日本語でも簡単な説明はできるんだろうけど、そりゃ英語の方が細かい話・具体的な話はしやすいよね。

英語が使えるほうがどう考えても有利だよね、って思うわけです。

低評価が多いものの、外観の評価が高い。

「外から見れば十分」というのもなんとなくわかる。

スミレさんからおすすめしてもらっていたUAE館。

動線的には、入ってすぐに

広いスペース、ドン

って感じなので混んでないのかなと。

天井も高いし、涼しい(これ感想合ってる?)

ただ、一番のポイントは「アラブ飯」だったみたい。

美味いって書いてる人ばっかだった。

UAEパビリオン公式(X)

見事な大屋根リングの曲線美。

(この辺のタイミングで登っとけば良かったなー)

これはオーストリア館。

わかりづらいけど、音符マークがデザインされてる。

「あ、そうか。ウィーンか。音楽の国なんだ」と納得。

超人気のパビリオンらしく、80分待ちとかだったのであきらめる。

(というかもう後半はベビーカー優遇のみをターゲットにしてた)

で、最後に入れたのが中国。

写真に見えてる列は一般レーン。

閉幕が近づくにつれて、ベビーカーを優遇するパビリオンも徐々に減ってきているんですが、

中国は安定してベビーカー優遇を続けてくれており、ありがたい限りです。

一般だと1時間くらい待ったんじゃないかな。

てか実は、中国も「一番良かったパビリオン」に挙げている人が多いんですよね。

外観もそうだし、展示物も映像のどれもが

ワイ、中国のそれやで

って主張してる感じで素晴らしかった。

中国産はどうこうってバカにされるけど、「中国三千年の歴史」と言われるだけの誇りと威厳を感じた。

これとか、普通の顔して展示されてるらしいけど、絶対ヤバいやつでしょ…

と思って、ChatGPTに写真を投げる。

まあ、レプリカではあるんですが、すごいですよね。

帰ってから中国館を見た人の反応をいろいろ調べていると、展示物や建物に記された漢文の解説をしてくれている方の動画を見つけたのでシェアします。

古代中国ファンの偏見で語る 万博中国館レポート【大阪万博】

この映像、キレイだったなあ…

パビリオンに入ったのは中国館が最後。

外に出ると、すっかり暗くなってる。

19時までに出ないとヤバい混むよ

というのをこれまたスミレさんから聞いていたものの、

e-mover(電気バス)だけは絶対乗りたい

と思っていたので、急いで一番近くのパソナ館脇の乗り場へ。

オレンジのやつは吉本のやつ。「すんのかい」のすっちーが盆踊りしてた。

そこを曲がると…

アトム~。

並びは10人くらいだったものの、係員のお姉さんから

「ひとつ前の乗り場が始発でそこからなら確実に乗れますよ」とアドバイスをもらったため、さらに10分ほど歩いて始発店へ。

ただ結果…

80分待ち

おーまいがー(最近、息子がめっちゃ言う)

これにて僕たちの万博は終了。

帰る頃には花火が打ちあがってましたねえ。

帰りも東ゲートから帰るつもりだったのでシャトルバスの予約はしてなかった。

ただ、幸いにもまだ混む前だったので20分くらい並んだら普通に乗れた。

電車、タクシーと乗り継ぎ、無事帰宅。

まとめるよ

このブログを書いていて思ったけど…

Xでちょっと検索すると、

万博行った人や今いる人の投稿がわんさか出てくる。

それ自体は、行く前も行った後も変わらないんだけど、もう見え方が全然違うっていうか。

一度でも万博に行った人には

「万博行った人フィルター」が装着されるわけです。

「最高だった」っていう良い意見にも

「ク〇だった」っていう否定的な意見にも

「あー、あれのこと言ってんのかな」と、自分の体験したことからパッとイメージが浮かぶようになるんですよね。

まあ、これって、万博に限らず何でも一緒なんですけどね。

Kindle出版も

note収益化も

個別コンサルも

一回やり切ってしまえば、

“やり切った側の人たち”が流してる情報の「輪郭」がはっきりクッキリ見えてくる。

最初からものごとの本質を理解するのなんて、ほぼ無理で。

まずやり切る

までのスピードが大事だなあと思うんですよね。

今さら遅いんですけど、

7月に関西に行ったときに下見がてら行っとけばよかったなー

ってね。

ただ、見えなかったものもたくさんあるけど、

半日過ごした今、

SNSに流れて来る投稿とか

行った人の感想とかを見ていると

どれもすっげー楽しく見られるようになってて嬉しいんです。

これね、ジャングリアとかもそうなんですけど

今はネットに出てる情報を見てもあんまりイメージできないっていうか。

行った人のレポートを読んでもイマイチ入ってこない。

でもきっと、一回行って同じものを見ると

「ああ、そういうことか」ってわかるのかなと。

ただ、ジャングリアと大阪万博の大きな違いが一点。

今行ってない人は一生行けない
ってこと。

「現地に行けばええやん」
「もっとうまい飯いっぱいあるよ」
「わざわざ混んでるとこ行って何するの?」

それもまあ一つの考えですが、

「万博にいった人にしかわからない感覚」は、もうこの先に手に入ることはありません。

それを知れただけでも、現地に行った価値がある気がします。

冒頭にも書いた通り、

今回はモデルコースを組んでもらい、万博に挑みました。

が、なかなか予定通りには行きませんでした。

やっぱり

観光難易度
1人<<夫婦<<<<<子ども

って感じですよね。

しかも、今回連れて行った息子はこないだ3歳になったんですが、今年の1月に下に妹が生まれて、少なくともストレスがあるのか最近落ち着きがなかったり、結構大変でしたね。

もちろん、半分以上は「子どもに万博を経験させたい」という気持ちがあったからこそ、スミレさんに頼んで子ども最優先のコースを作ったわけです。

ホントはスイス館にも行きたかったし、クラゲ館も見せたかった。e-moverにも乗せてやりたかった。

でも、彼が一番喜んでたのはこれ(笑)

30分くらい遊んでたかな。

当然、「まだ遊びたい」とグズるわけです。

わざわざ万博でやらんでもええやん

とか思いつつ、

子どもが楽しそうに遊んでるのを見ると、

予定を一つでも消化することに対して「まあええか」と思えたんですよね。

そのなかで、大人も楽しめたので大満足。

唯一心残りだったのは、フランス館のクロワッサンかな。

しかも、バニラシェイクもマカロンもヤバいらしい。

あー、いいな。よし、フランスも行くか。

でもね、この万博を通してさまざまな価値観が交錯して行った気がします。

だって、始まる前はクッソ酷評されまくって

結局予想を大きく上回って来場者2,800万人とかいきそうなんでしょ?

ヤバい。

僕みたいに行ってみて「良かったよ」って言う人もいれば、「微妙だった」「行く価値はなかった」って人もいるわけです。

誰が見ても完璧なものなんてこの世に存在しないし、こうやってさまざまな意見が飛び交うこと自体が多様性の証明なんだろうなーと。

同じ日本人が同じものを見るにしても、角度や立ち位置で見え方が変わります。

ネットの世界(だけではないかもしれませんが)では、毎日のように言い争いが起こってます。

それが万博にもなると、ターゲットとなるのは世界中の人々です。

そのなかでスムーズな運営を進めるのは並大抵のことではないでしょう。

そんな空気を実際に現地で体験できて、本当にラッキーだったなと思いました。

大阪万博に興味を持ち、実際に「行く」という行動を選んだ自分を褒めたいですね。

追伸1

翌日の保育園からの連絡帳にこんなことが書いてありました。

「まだちょっと難しいかな?」とは思いつつ、確かに記憶には刻まれたのかなと思った瞬間でした。

万博が前に日本で開催されたのは愛知の2005年の20年前。

その前の大阪万博は1970年で55年前です。

きっと、次も、その次も、彼はその目で万博を見ることになるでしょう。

そのときに何を思うか。

万博に行った側として、行動する側として、これからもすくすくと育って欲しいと願っていたりします。

追伸2

こないだの埼玉うどケーションのときになんとなく「万博行くんすよ」みたいな会話をしたんですが、「行こっかなー」的な雰囲気を出してたので

あれ、予約いるんやでと盛大なドヤをかましました。

その2週間前までは自分もゲートが2つあることすら知らなかったのに。

で、

大阪到着!万博行ってくるぜ!イェイ

みたいな投稿をかましていたので、いいなあーと見てたら…

ドンマイ。でも、仕切り直し。

今日はちょっと遅れ気味だったからよかったじゃん。

アラブ飯食ってきて欲しい。

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