日本語が喋れないおじいちゃんのMRI検査対応して英語学習熱が再燃

東京や大阪に旅行に行ったときに気づくのは
日本にいる外国人って増えたな―ってこと。

ただ、それは割と大きめの都市の話で
わが地元愛媛県では外国人と話す機会なんてほとんどない。

とはいえ、
たまーに僕が働いているクリニックにも
患者として外国人が来ることがある。

多いのは近くの学校のALTの先生とか
工場勤務の作業員(こっちはベトナム系が多い)とか。

で、僕らも英語で対応しないといけないか
っていうと、正直そんなことなくて

ほとんどのケースで通訳が一緒に来てたり、
そもそも日本語を話せたりするので、
手振り身振り加えてゆっくり話せば日本語でもまあいける。

ただ、ちょうど先週
日本語をまったく喋れない
70過ぎのおじいちゃんアメリカ人が来院。

僕はその日、MRI検査の担当だったので
初手のレントゲンは別の技師が撮影。

普通に
“純度100パー”の日本語で声をかけていたので
「あれ?普通に通じるのね」と若干拍子抜け。

いやね、

僕、過去にちょっとだけ
英会話をかじっていたことがありまして…

自分の英語はどのくらい通用するのか

これ試してみたいなーって波がくるんですよね。

でも、
「さっき日本語でレントゲン撮ってたしなー」
と思っていたのも束の間。

看護師「この患者さん、日本語通じないので」

カルロス「え、ええええええ?」

じゃあ何?

さっきレントゲン撮るときは
“通じない日本語”をゴリゴリ使ってたわけか。

まあ日本人(特に30代以上)は
英語アレルギーがあるのがデフォで
自己紹介すらできない人がほとんど。

そんな状況では
英語で外国人対応なんて夢のまた夢よな。

「ここは日本だぞ。日本語勉強しろ」

「日本語喋れんのなら通訳付けて来い」

いやー、
その気持ちもわかるよ。

ただ、そうやって済ますんじゃなくて
「”英語ができる”ってやっぱ尊いよなー」
って思える人間でありたいなーと。


僕もね、

毎朝ジャーナリングして
英語のスピーチ動画アップして
易しめの英字新聞定期購読して
フレンズを字幕なしで鬼リピしたり
外国人フォロー用のインスタ作って
通勤中に英語話者向けPodcast聴いて
くっそ緊張しながらClubhouse入って

マジで本1冊書けるくらいに
いろんな試行錯誤して
自由時間ぶち込みまくって
文字通り「英語漬けの日常」を送ってた時期があります。

正直、英語って
ずーっとやらないといけないもので、
使わないと衰えていくんですよね。

だから、
本当はゆるーくでも
英会話続けるべきだし、
月1回は英語喋るためだけに
近所の教会に行ってた時期もあるけど、

副業があまりにもあまりにも
がっつり軌道に乗っちゃって(嬉しい悲鳴)

知らず知らずのうちに
英語が生活から消えて行っちゃったんですよねー。

だからさ、

英語学習者向けのオンラインサロンとか
シャドーイング練習用コミュニティとか

そういうの入ってた頃に比べると
明らかに言葉が出なくなってるのを感じるんですよね。

だから、正直自信がなくて。

でも気づいたら英語で話しかけてた。

ぜんっぜん言葉は出ないんですよ。

「あれー、これなんて言えばいいんだっけなー」
って感じ。

まあ発音はちゃんと
音素とかその辺から学んだから
一般的な日本人よりは
「伝わる音」で話せる自信はある。

でもね、
一番大事だなーって思ったのは

おじいちゃん、
めーっちゃ嬉しそうなのよ。

たぶんやけど、
「そんなに英語が堪能ではない日本人が英語を話そうとしてる」
っていう姿勢が刺さったんかね。

普通に家族のこととか仕事のこととか
聞くくらいなら、たぶん今でもできるんよ。

でも、
「英語で検査の説明する」
ってなると、くっそ難しいわけ。

今でも正解の言い回しわからんもん(笑)

だからまあ、適度にごまかしつつ
ポイントポイントはもう文法とか無視で
「伝わればええ」っていう
ジャパニーズ英語丸出しで
なんとか膝のMRIを撮影したわけです。

頑張った、ワイ。


検査が終わった後に
「一番日本で生きててキツイこと何よ」
って聞いたんです。

そしたら
「Winter」
って。

で、その後話してたら
どうやら生まれがハワイらしい。

なーるほど。

ハワイといえばさ、
前にブログにも書いたように
実は僕もハワイに行く予定だったんですけど、

結局それから妻の妊娠が発覚して
「今回は見送ろうぜ」ってことにしたんですね。

まあ、何回でも行くチャンスあるだろうし、
また行けばいいよって。


この辺の話とか
普通にペラペラペラ~って
喋れたらいいなーって思ったわけ。

でも、これは今の僕にはできんかったー。

だから「じいさん、俺絶対ハワイ行くからよ」
とだけ言っておいた。(そんな言い方じゃないけど)


日本人がぶつかる英語の壁って

「恥ずかしい」
「間違ったらどうしよう」
「相手にどう思われるんだろう」

っていうマインドなんですよね。

ここは英語漬けの習慣のおかげで
普通に話しかけられるようになっている自分に気づいた。

だからこそ、
言いたいことを伝え切れない

悔しさ
もどかしさ
申し訳なさ

を感じたんですが、
これらの感情って
どれも「プラスのエネルギーに転化できる」とも思った。

これらってどれも
「自分が損をする(傷つく)かもしれないからやめとこう」
っていう思考。

例えば、

外国人が道に迷ってて
そのまま声かけなくても
自分は何も困らないですよね。

自分が恥ずかしい思いをするくらいなら
見て見ぬ振りしとこう。

こんなこと思ったことってないですか?

僕はありますよ。

でも今はそこはクリアして
「なんで英語喋れねーんだよ。クソだな自分」
って思えてる。

いやー、

おっさん、検査お疲れ!
ハワイ行く予定やってんけどな
子どもができてさ、いったん中止。
でも絶対死ぬまでには行くぜ!
日本人ならハワイ行っとかなきゃ死ねねーよ。

こんなセリフ、
英語でアメリカ人に
ガツンと喋れたらサイコーじゃん。

もちろん、自分の口で。

この感覚が分からない人は
「AIすごすぎ!英語勉強する必要ねえわ」
って思考になるんだろうな。

人と人とのやりとりで大事なのは
「”伝えたい”って気持ち」←コレで間違いない

これが動機を生み、動力になる。

僕が伝えようと思うからこそ
おじいちゃんも
英語が流暢ではない僕の英語を聞こうとしてくれたんだろうし、
僕も自分の「伝えたいのに伝えられない」って悔しさとともに、やっぱ勉強せなあかんなーって認識したんですよね。

なんか、
もっと稼いで時間作りまくって
英語がっつり勉強してーな。

って思った日でしたね。

英語話せるようになりたい人!

必ずバイブルを出すので楽しみにしとってな!

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