ひょんなことからセブ島に行くことになり、ド平日の5日間、妻にワンオペを課して、人生二度目の海外から帰ってまいりました。
これまでに唯一の海外経験は10年以上前に行ったハネムーン。
当時は「別に国内でもいいかな」の線もワンチャンありましたが、
人生一度くらいは海外に出るべきだろ
という意見が妻と一致し、7日8日の地中海クルーズに出かけたのです。
マジで2月に入った時点では今年海外に行くことになるなんて想像もしてませんでしたし、
なんならパスポートも1か月前はまだ失効してましたからね(笑)
今回の記事では
「セブ島・韓国で過ごした100時間」というテーマで記す旅日記
みたいな感覚で気楽に読んでもらえたらと思います。
3/23
パッキングは出発の朝。

今回はできるだけ荷物を減らすよう心がけた。
向こうでシャツを2枚捨てて、シャツ&下着を買った。
これでもジェットスターのカウンターで測られて6.4kgとかあった。
一番安いプランにしてたので上限は7kg。あぶない。
パソコン持ってたらアウトだったじゃん。͡コノヤロー

駅前で腹ごしらえ(松山市民みんな大好き”でゅえっと”のミートソース)
13:50
いざ空港へ。

だいたい空港使うときは駐車場に停めるのだが、今回は日数が長いのでバスで行って、帰りは迎えにきてもらうことに。
空港に着き、出発を待つ。

16:10 松山発
|
18:23 成田着
18:40 両替所へ

セブに着くのが夜中になるため、少しだけ成田でペソを作っておく。
だいたい1ペソが2.5円くらい。
僕が伝えたのは以下の2点。
「5,000円分で」
「細かい紙幣に」

無事1,600ペソをゲット。
カウンターもガラガラでサクッとチェックインできたのでなんか食べる。


食ったので、あまり来ない国際線ターミナルを散策する。

外国人が好きそうな。

これもそう。
20:23 搭乗口へ

フィリピン航空のスタッフさん、
ここで普通に客と同じように待合の椅子に座ってアイス食ってた。
ゆるすぎwww

機内はガラガラで隣も空いてた。

機内食。
チキンのカレー。
もうご飯はしっかり海外のお米だった。長いやつ。

着いたのは夜遅く。
ただ、入国審査が秒で終わったのがせめてもの救い。
てか、あまりにも秒過ぎて戸惑った。
空港を出たらホテルのスタッフが待っててくれるはず……
だったのだが、
いない!
15分くらいウロウロしたがいないので、
あきらめてGrabを開いてタクシーを呼んだ瞬間に
「You, Yamamoto?」と。
おいおい、待て待て。
もう3分くらいでタクシーが来ちゃいそうだったので急いでキャンセル。
ホテルまでは10分もかからず到着。
サッとチェックインを済ませて部屋へ。

最初、エレベータの文字盤が見慣れなさ過ぎてしばらく動かせんかったが、見かねた他の客が助けてくれた。感謝。

ホテルはちょっと古いけど、寝るだけなので文句なし。
3/24
8:16
思いがけず付いていたホテルの朝食。

いや、見た目以上に美味い。
特に貝と何かの出汁が良く取れたスープが最高。

飲み物はせっかくなので「ダランダン」という聞いたことのないやつをチョイス。
調べると、かぼすみたいな感じなのかな。
柑橘の酸味というよりは苦みを感じた。
でも、6,000円とかで空港からの送迎も朝食も付いてて結構満足。
まあ建物は古いし、立地もあるんだろうけど。
Goldberry Suites & Hotel Mactan
8:39 周辺散策
すぐにセブシティのほうに向かっても良かったんですが、少しホテルの周辺を歩いてみる。
事前情報として、
- トイレットペーパーは流せない
- 水は必ず買って飲む
- 野犬は触らない(嚙まれたらアウト)
みたいなことをインプットしていたが……

ホテルを出て10秒でさっそく野犬に遭遇(しかも2匹)。
ただ、周りの人もまったく気にも留めていないので「こういうもんなのか」とちょっとハードルは下がったけど。

そうそう。セブンイレブンは割とその辺にある印象だった。
売ってるものは日本と少し違うけど、でも値段はそんなに変わらない。
Googleマップを見てみると、近くに市役所なるものがあったので行ってみた。
まあでも特段何があるわけでもなかったので、早々に切り上げてセブシティに向かうことに。
今回のセブ旅に誘ってくれたねこ社長と合流する。
セブでの移動はタクシーが必須。
最安はジプニーっていう乗り合いのバンみたいなやつだが、
旅行で来た人が普通に使うには正直ハードルが高い(結局後で乗るけど)。
「Grab」というアプリを必ずDLしておくべき。

アプリを開くと、車だけでなくバイクも拾える感じ。
YouTubeで予習した感じではバイクのほうが安そうだし、日本で乗れないのでとりあえずバイクに乗ってみることに。
ただ、あとから調べるとバイクは別のアプリ(たしか「Move in」てやつ)が必要らしい。
それも知らずにガチャガチャやるも当然うまく繋がらない。
仕方ないのでその辺に停まってるバイクのおっちゃんに声をかけてみた。
が、最近はガソリンの値段も上がったこともあり、バイクだからといって特段安いわけではないっぽい。
カルロス「アヤラセンターまでいくらでいける?」
バイク「300ペソ(約780円)だね」
カルロス「え、車と変わらないじゃん」
バイク「最近、めっちゃガソリン高くてさ」
と、まあ吹っ掛けられてんのかわからないが、
別に市役所からセブシティの中心地までの約10kmを走って800円とかなのでお願いすることに。

天気も良かったし、バイクなのでスイスイと車をすり抜けながら目的地のアヤラセンター・セブへ。

ここに来た目的は両替。
ググるとたくさん情報が出てくるが、ここにある両替所(Money Changer)が最もレートが良い。
成田空港で換えるのとどれくらい差があるのか計算したところ、
約8%
1万円あたり800円
5万円なら4,000円くらいになる。
ちなみにアヤラセンター内には計6か所両替所があるみたいなので注意。
セブ最強の両替所『Drop by Forex』
ちなみにここは地下にあるが、知らないと一生たどり着けないので一応行き方をメモっておく。
行き方① 1階でこれを見つける

行き方② 入ってすぐ左のエスカレーターへ

行き方③ 降りたらUターン

いざここにたどり着いたものの、
空港と違って助けてくれる日本人は無し。
ということで、
自分のなかで「1,000ペソ紙幣が何枚で500が…」みたいなことを10分くらいイメトレして窓口に向かうも結局言いたいことは言えず。
手持ちの現金をすべて渡すといい感じに渡してくれた。

細かい注文ができるのに越したことはないが、現金渡して「おなしゃす(Could you exchange it for pesos.)」で十分だ。
ついでに地下にあるスーパーを少し物色したが、感覚的に成城石井のような高級スーパーの位置づけな気がした。

海外で日本企業の商品をみるとなんか安心する。
10:48 ハロルズホテルセブに戻る

歩ける距離だが、これまた野良のバイクタクシーを拾った。
60ペソとかだったのでお釣りはいいよと100払う。
まだチェックインはできないが、前夜にチェックインしていたねこ社長の部屋に荷物を置かせてもらい、散策にでかけることに。
11:19 初のGrab利用
ここにきて、ようやく初めてGrabを使うことに。
使い方はめちゃくちゃ簡単。
- アプリで「車」を選択
- 「目的地」を入力
- 「乗車予定地」をピンで選択
- 条件(6人乗り・乗り合い可など)を選ぶ
- タクシーが来るのを待つ
ホテル周辺から10分くらいタクシーを走らせてカルボンマーケットへ到着。

100年前にタイムスリップしたみたいな気分になる。

マゼランクロスを見るも、
すぐ目の前にあるサントニーニョ教会にはドレスコードで入れず。
サンダル、ハーパン、タンクトップは弾かれるので注意。
気を取り直して周辺を散策してみる。

日本では考えられないほどギュウギュウニ押し込まれた熱帯魚たち。

これまた日本で見ることのないであろう「サソリに注意」の注意書き。

お昼時には屋台を囲む大学生たち。

スタバが入っているモールに入ってみる。

これは「チャンポラード」っていう伝統的な飲み物。
ググると、”チョコレート粥”とあったので試しに飲んでみたが好きではなかった。
小腹が空いてきたところだが、近くに「サンペドロ要塞」というのがあるのでそれを見ておく。
歩くには遠い
ジプニーは行き先がわからない
バイクはなかなか捕まらない
ということで、手をこまねいていたところ、まさかの馬を見つける。
聞くと、1人100ペソで乗れるということで
エンタメ込みで乗ってみた。

気さくな馬使いのおやじ。

海外で馬車×要塞が実現するとは。
13:21 サンペドロ要塞へ
入場料は1人30ペソ。

これは僕たちが知る「ボンサイ」ではない……
軽く散歩するにはちょうどいいくらいの敷地。
ここで衝撃の凡ミス。
およそ貧困層の月収分くらいが入った財布をまるまる落としてしまう。

ただ、写真を見てわかるようにそのまんま無事だった。
まだ旅が3日ほどあるのに全財産を失うというハードモードに入るところだった。助かった。
(もしかしてそのほうが撮れ高あった?)

割と観光客はいる感じ。
こういうところはお土産の押し売りをされるのだが、ここでは「水」で普通に助かった。
値段も普通に20ペソとかだし。
まあ10とか5とかで仕入れるんだろうな。
14:01 SMシーサイドシティ・セブ

10年前にできた新しめのショッピングモールで敷地面積はフィリピンで4番目。
ちなみに日本最大のイオンレイクタウンが東京ドーム3個分なのに対し、こちらは10個で世界で見ても有数のビッグモール。

これまた10分くらいで着いたが、
運転手が(Grabドライバーとして)初心者だったようで運賃がかなり割引されてた。
なかなかユニークなシステムだなと。
「美人ドライバーは3倍料」とか「日本語話せるドライバーを指定できる」とかも実装されたらたら面白いけど。

昼はジョリビー?中華?など考えたが、一周回ってラーメンに。
ラーメンくろだ
フィリピンでは割と評判の良いラーメンチェーンらしく、ルソン島のほうには複数店舗がある。
日本にもあるみたいだがまったく知らなかった。
戦うフィールドが変わればリーディングカンパニーが変わるのは面白い。
フィリピンで飲食をやってもそんなに儲からないだろうに
向こうで日本の味を現地の人も楽しめる価格で提供しているのは素晴らしい。
少し古い記事にはなるが、代表取締役の黒田慶一氏のインタビュー記事を見つけたので載せておく。

なんや海外っぽいフォルムをした海老のつけ麺。
300ペソくらいだったと思う。
「お~いお茶」をスペシャルドリンク的に販売していたのが面白かった。
「それ、日本だとThe most basic oneですねん」と。
15:53 フットマッサージ

17時からもう一人、語学事業をされている方が合流するということで
1時間ほど空きがあったため、待ち合わせ場所近くのマッサージ屋に入ることに。
本当はボディを受けたかったが、意思疎通できておらずフットに。
まあ1時間で1,000円くらい(400ペソ)なので激安なのはたしか。
まあ質もそれなりかな。この店は。
17:30 東横インで合流

ホテルの入っているビルには日本食のお店も多く、便利に過ごしたければここで宿を取るのがよさそう。
セブに年2~3回は来るというさとKさんに周辺を軽く案内してもらえることに。
とりあえず、ITパークのほうに向かう。
18:06 初のジプニー

ここまで見るだけだったジプニーに乗り込む。
やはり慣れている人がいると心強い。
「ジプニーの乗り方」みたいなのがネット記事にキレイにまとまってるけど、あんなもんまったく役に立たない(笑)
「え、これまだ乗れんの?」ってくらいギュウギュウな車に乗り込むと、
すでに乗っている他の客たちが避けてくれる。
駅とかは別になくて勝手に降りていく。
先払いも後払いもバラバラ。
料金の受け渡しも他の客経由。
なんだこれ。
セブで受けた最も大きなカルチャーショックの一つかも。

基本20ペソあればだいたいどこでも行けるらしい。

ここでタクシーに乗り換えてウォーターフロントホテルへ。
18:55 ホテルのラウンジバー

こちらフィリピン国内のシェア9割を占める国民的ビールブランド「サンミゲル」
こちらを相棒に2時間ほど話し込んだとさ。
21:48 Komachiへ

日本人オーナーが経営するラウンジで本日の締め。
25:49 ホテルチェックイン

3/25
宿泊プランには朝食がついていないみたいで、いったん部屋に戻って作業。
丸一日動いてたくさんのものを見たし、
さとKさんとはたっぷり話したし、
まとめておきたいことが山ほどあったので。
10:08 行動スタート

良い天気。

両替所って路面にもあるんだなーと。

この辺は道路も舗装されてて(セブにしては)都会的。
せっかくだし、セブっぽいものを朝昼兼用的な感じで口に入れたいと思って歩く。
前日調べたところ、どうやらアヤラセンターの「Kaya J Restaurant」に行けば、いろいろ食べられることがわかった。
が、お店がなかなか見つからない。
聞けばいいのにもう少しもう少しが続き、
1時間以上歩き回って偶然行き着いた本屋で休憩することに。
10:46 本屋

前日、さとKさんとの話のなかで
海外に来て、「英語」を学ぶだけだともったいない。ではなく、ある程度英語を話せる状態で来て、相手のの文化を学べたら最高。
こういった文脈が出てきた。
日本にいると、フィリピン人作家の本に出合うことなんかほぼない。
今回の旅の記念品も兼ねて良い機会だと購入。

またどこかでアウトプットする。
あと海外の本を触ってみると、紙の質がめちゃくちゃ低いことにも驚かされる。
個人出版のペーパーバックとかのほうが全然いい。
11:14 Kaya J

ここで自分の間違いに気づく。
必死に探していたのに見つからないのは当然で、
その理由はKaya Jはモール内ではなく、外のテラスエリアのお店だったから。
なので、いくならモール内からではなく、外にあるスタバの裏からテラスに入り、ぐるっと回ってみて欲しい。
さて、お腹も空いたことだし、早速注文しよう。

お通し的な。

これは梨のドリンク。
グラスは高いし、ストローも長いので
座ったままで飲めない強気のメニュー。

シニガン。
取り分け用の「SOLO」と一杯用の「SINGLE」がある。
これは「SINGLE」だが十分満足できる量がある。
他にも何種類かシニガン(っぽいの)があったが、
店員さんが言うにはこれが一番テッパンのメニューだということで注文した。
これは大正解。
日本でもこれを食べられる店があるなら週1は行きたいレベルで好きだった。
今回の旅で食ったものの中のベストワン。

これは「パンシット」と呼ばれるセブ料理。
一言でいうと、”汁気多めの焼きそば”。
麺の種類だったり、餡がかかってたりでバリエーションは結構豊富な感じだった。
写真左奥に見える緑の柑橘(カラマンシー)をかけて食べるのが基本らしい。
個人的にはちょっと汁気が多いのが気になったかなと。
腹ごしらえも済んだのでいったんホテルに戻り、
ねこ社長、さとKさんとカジノへ繰り出す。
13:47 カジノへ

フロアにポーカー、バカラ、ルーレットなどいろいろあったが、
なんかあまり個人的には刺さらなかったのでうろうろ。
そんななか、地下に繋がる階段を見つける。
降りた先には……

ビンゴの花園
平均年齢は70前後。
老人ホームにワープしたのかと(←失礼)思うほどのシニア感。
毎日やってんの?
とか詳しいことはわからなかったが、
フロアを歩いていると、
なんとなく14時からビンゴ大会が始まることだけはわかった。
ただ、どうやったら参加できるのかは不明。
どうしたもんかなー
と迷っていると、
「あなた、日本人でしょ?顔つきでわかるよ」
とおじさんが声をかけてくれた。
どうやら日本人向けのガイドをやっていたらしく、日本語も少しできるらしい。
まあそれよりも「日本人をサポートする」という血が騒いだのであろう。ありがたい。

おじさんの助けもあって、ビンゴに参加できることに。
参加費は600ペソ。
たったそれだけで10回のビンゴゲームに参加できる。
よくあるビンゴのルールみたく、一列揃ったら…というよりは
それぞれの回で設定された形を作った最初の一人が勝つ
みたいなルール。
賞金は10,000ペソ。

結果はダメだったが、
まさかセブでビンゴをやることになるなんて。
ビンゴって頭の体操にいいのかな?
日本でもいいものは真似られたらいいね。
18:00 マクタン島へ

さとKさんのコネで、QQ Engishという語学留学のスクールのパーティーに参加できることに。

場所はマクタン島の東側にあるマクタンニュータウン周辺。

少し到着が遅れてしまったので二次会が主になった。
ここで縁あって、
翌日のスラム支援視察のツアーに飛び込みで参加させてもらえることに。
ラッキー。

Grabを拾ってセブシティに戻る。
3日目終了。
3/26
9:27 朝の散策

セブ最終日。
この日の深夜2時の便でセブを発つ。
マゼランクロス、カルボンマーケット、サンペドロ要塞、SMシーサイドモール……と、
セブで最低限、見ておくべきものはだいたい見た。
なので最終日は、
“もう一歩踏み込んだ経験”を掴みに行きたい。
昨日の午前中、
ちょっと時間があるときに調べていて見つけたのが「スラム体験ツアー」。
YouTubeで何本か、そういう動画を観て
そんな世界もあるのか……
と感じたものの、
まさか自分がその場に足を踏み入れられるとは思っていなかった。
安全なのか?
衛生的に大丈夫なのか?
自分みたいな一般人が入って大丈夫なのか?
そんな疑問を抱きつつも、専門のガイド付きのツアーが催行されていることを知った。
……が、フィリピンはフィリピンでも
そのツアーが行われるのはセブとは別の島であるマニラだった。
今回はあきらめるしかないか。
でもきっとまた来れる。
そんな風に残念がるネガティブな気持ちと
ポジティブに切り替えようとする気持ちが入り混じるなか
参加した昨晩のパーティーの二次会。
そこで出会った方に何の流れだったか、今の話をつらつらとしたところ……
え、僕たち明日行きますよ。スラム。一緒に来たらいいじゃないですか。
と返ってきたのである。
すぐにその場にいた取りまとめをしている方に直談判し、
この日、スラム地区の視察に参加させてもらえることになったのだ。
しかも、午前中は僕がすでに回ったところを中心に見て回るらしいので
15時から合流させてもらうことにした。
至れり尽くせりだ。
なので、午前中はとにかく何をするでもなくセブの街を歩いて回ろうと決めた。

「フィリピンに来たら一度は食べるべき」
というフレコミのジョリビー。

赤い服がトレードマークのミツバチのキャラクター。
実はこいつの名前もジョリビーらしい(紛らわし)。
せっかくなのでちょっと早いが食ってみるか、
と入店してタッチパネルでオーダーを進めるも……
決済は「スマート決済のみ」で現金非対応。
こういう店舗はきっと増えていくはず。
日本なら大歓迎だが、今は現金しか持ち合わせていない。
泣く泣く注文をキャンセルし、店を後にした。
そうこうしていると、
ぽつぽつと雨が降り始め、
あっという間に激しく地面を打ちつけ始めた。

すぐに近くの空き家の軒先を借りて雨宿りしていたが、
10分、そして20分たってもやむ気配がない。
ホテルのチェックアウトの時間が近づいてくる。
これはキリがないと諦め、Grabでタクシーを呼ぶことに。
でも目の前に広がる大渋滞。
タクシーが着くまでに20分以上かかるらしい。
うーん、これも運命か。
よし!
せっかくだし、試してみるか。
そう心に決めると、
目の前の渋滞の中にある1台のジプニーに乗り込んだ。
前日、さとKさんの金魚の糞となり、何度か乗りはしたものの、
いまだに料金システムやら運行ルートやらが謎のままである。
いくらググってもわからない。
聞くのもいいが、やるのが一番早い。
とりあえず、乗るときに運転手にいくらか聞いてみた。
すると、指を1本立ててこちらに向けるので
「え、まさかの1ペソ?
よし、お釣りはチップでくれてやるぜ。
ほい、5ペソ」
と5ペソ硬貨を渡し、意気揚々と乗り込んだ。
すぐに運転手がこちらに向かって何か言っている。
何かを察した僕は、
5ペソ硬貨を受け取り、20ペソ硬貨に換えて手渡した。
すると、
お釣りの7ペソが返ってきた。
なるほど。
1本指は「1区間」の意味であり、
1区間の料金が13ペソなのだ。
身体を張って、
というか
自分の足で稼いだ一次情報である。
11:03 ホテルに帰還

そうこうしているとホテルに着いた。
あまりにびちゃびちゃで気持ち悪いので
靴下を取り換えて、靴を部屋のドライヤーで乾かす。

これはセブで一番よく見る水。
11:52 チェックアウト

チェックアウトと同時に荷物の預かりをお願いする。
その頃には雨もやんでいたので昼を食べに行く。
またアヤラセンターへ。

僕は基本的に
セブではセブっぽい料理を食べるべきだろ
というスタンスではあるものの、
逆に
日本で食えるものをセブで食うとどうなるか
みたいな興味も出てきたのだ。

なので、最終日の昼はラーメンをチョイスした。
「バリウマラーメン」というお店。
日本では聞いたことないし、たぶんあっても行きそうにない。
セブにあるから出会えたお店である。

日本人に馴染みのある食事のメリットは
どんなものが来るか、
どんな感じで注文すればいいか、
だいたい予想が付いてしまうからである。
実際、店員さんとの会話はすべて英語なのだが、
注文するものがラーメンってだけでなんとなく変数が減る感覚がある。
(これは英語学習者にとって意外と大事なポイントなのかもしれない)

ラーメンは”Signature”という看板メニューを表す単語を覚え、
追加のメンマ(MENMA)を追加し、
替え玉(KAEDAMA)をキメる
という日本で普段やってることをまんま英語でもやり切った。

食後はスタバ。
こっちはスタバ自体に馴染みがあるとはいえ、
オーダーは少し癖がある。
例えば、
英語圏のスタバでは名前を聞かれるし、
持ち帰りor店内飲食は、“For here/To go”という単語を知らないと聞き取れない。
あとサイズも「トール」ではなく、「トールサイズ」と言わないと伝わらない。

アヤラセンターに最後の別れを告げ、
ホテルで荷物を回収し、
スラム視察の目的地であるカレタ墓地へ向かう。

今回、このツアーを主催していたのが内山順子さん。
セブの貧困層を支援するボランティア団体の代表の方。

ねこ社長、さとKさんといった方の縁があってセブに来れて、
セブで行動した先でさまざまな方と繋がり、
日本を出る頃には想像もできなかった世界に触れることとなった。

自分の息子・娘と同じくらいの年齢の子どもたちとすれ違うたびに
彼らの笑顔を見るたびに
胸がキューッと締め付けられると同時に
いろんなことを考えさせられるのを感じた。

フィリピンには6割の貧困層、3割の超貧困層が大部分を占め、
それぞれのレイヤー間にそびえたつ壁は個人の努力だけでは超えることができないと言う。
先月で副業を始めて丸5年が経過した。
コロナをきっかけに
それまでの「時間の使い方」に疑問を抱き、副業をスタート。
少しずつ、
それでも確実に、
小さな成果を積み上げ続けて、
5年前の僕が想像もしなかったところまで来た。
要は、努力が正しく報われたのだ。
ネットの世界では
限りなくリスクをゼロに近づけたままで
さまざまなことに挑戦できる。
そして、
AIの台頭により、
その傾向はますます顕著になっていくだろう。
チャンスの民主化。
やれば勝つ、やらねば負ける。
そんな世界になっている。
ただ、その一方で
どれだけ強い想いを持ち、
どれだけ努力しようが報われない層もいる。
この事実を思い知らされたときに、
ほどほどでいい
という言葉の意味合いが変わった。
僕たちは日本に生まれたというそれだけで
努力しさえすれば、結果として跳ね返ってくる環境にいる。
その「枠」を与えられている。
だからこそ、
その枠を与えられながら勝負しないのは、
その枠に入りたいのに入れらない人たちに対して失礼なんじゃないか。
少なくとも僕は、そう思うようになったのだ。

印象的な出来事があった。
今回、カレタ墓地の生活の様子を見せてもらうために
ここに住む子どもたちのためにお菓子を寄付してあげて欲しいという呼びかけがあった。
なので少しばかり用意して行った。
最初、小さな子どもを優先して個包装のお菓子をちまちまとあげていたのだが、
それを見つけた少し年長の子どもたちがわらわらと集まってきて
お礼も言わずに残りをごっそり奪い去って行ってしまった。
もちろん、悪気がないのはわかるが、
「モノを与えることが何の解決にもならないこと」を地で体験させてもらった。
遠い日本からお金や物資を送るのは簡単なことだが、
はるばるセブを訪れ、
子どもたちに手渡したお菓子を通して味わった
生々しい感情だったので
本当に貴重な経験をさせてもらえてよかったと思っている。
セブに来るだけではスラムを直に体験できていないし、
ただここに来てスラムを見るだけでは
こんなにいろいろ考えさせられることもなかったはずだ。
さて、スラムの視察を終えて、
バスで移動し支援団体の事務所に向かった。

そこでは子どもたちが将来の夢を英語と日本語でプレゼンしてくれた。
その後、
支援団体である「ダレデモヒーロー」の理念・沿革であったり、
現代表の内山さんのバックグラウンドを聞いているうちに
いろんなことを考えさせられたという話である。
最後はギリギリまで粘るも
その後、夕方~深夜でオプショナルツアーの予約を入れていたため、
話の途中で退席することとなった。
18:40 アクアカフェ到着

事務所のあるタランバンからマクタン島のアクアカフェまで18km約1時間の大移動。
今回は帰りの飛行機が深夜発の便になるため、
安全面などを考えて
マッサージ(80分)→夕食→仮眠(任意)→空港送迎
がオールインワンになったプラン(これです)を申し込んでいた。
まずはマッサージ。
ゴリゴリに場を作りこんだ個室で受けるフット+ボディマッサージでリラックス。
後半は寝てしまった。
20:25 セブディナー

そして、セブ料理がギュギュっと詰め込まれたディナーセット。
かなり日本人の口に合うように作られているって感じがした。
実は今回、急遽予約を17時から18時半に変更してもらったのだが、
このお店のインスタアカウントのDMで日本語で対応してもらえたのがかなり助かった。
(チップ1,000ペソ払いました)

カラマンシーのお酒。
最初に泊まったホテルの朝食で飲んだ「ダランダン」より一回り小さくて苦いのがカラマンシーみたい。
21:29 シャワー

シャワーを浴びて、売り物でもある化粧水をたっぷりつける。
時間まで部屋でゆっくり過ごす。
22:41 空港送迎

あっという間に時間は過ぎて22時半。
空港へ。

今回、初めて韓国系の航空会社を利用する。
スタッフのメイクが韓国っぽいなーと思いながら手続きを進める。
この日はイベントがあったのか3時間以上前に着いていたものの、
すでにだいぶ手荷物検査に並びができていたのでとにかく通過しておくことに。

中でドライマンゴーを購入。
ネットで見た感じはこれが一番有名なメーカーのっぽい。

たぶん深夜1時とかだったと思うが、
あまりにも背徳感のあるパスタを胃に投げ込む。
26:00 セブ出発
予定通り出発。
眠くて機内では何もできず。
3/27
7:30 金海国際空港到着

韓国に着いたが、すごい行列。
入国検査がかなり詰まっているらしい。
僕は韓国語がまったくわからないので、
ハングルが並ぶロビーはなかなか苦痛だった。
それのせいもあり、何度か並ぶ列を間違えてムダになった。

フィリピンでいう「eTravel」
韓国では「Arrival Card」
調べればわかることではあるが、これオンラインでもできたらしい。

無事入国審査が完了したら、まずは両替。
フィリピンで余った紙幣をウォンに換えられるだけ換える。
5,000円弱になったが、半日のトランジット散策なので十分足りるだろう。
今回、限られた時間を有効活用するためにココナラで観光プランを立ててもらった。パッケージはこれ。
プランとしては、
- 電車+地下鉄を乗り継いで「西面」というエリアに行く
- 食べるor歩くで時間いっぱいまで楽しむ
という感じ。
初めての韓国だったが、
このプランのおかげで
電車も地下鉄も基本は一緒なので割と余裕を持って動けた。

電車のチケットはメダル方式。

地下鉄に乗り換える「沙上」という駅にて
韓国おでんの立ち食い屋。

地下鉄はこんな感じの発券機。
僕は1回券を購入したが、
1泊とかする場合は日本同様交通系のICカードを買ってチャージする方式でいいかも。
10:27 西面到着

街並みは新宿っぽい感じ。(わかる?)

ココナラで教えてもらってマークしていた「ママ味噌」
このお店に関するレポートを見てみる
1人用の膳を基本としたお店です。
ビビンバとサムギョプサル、チョングクチャン(発酵させた大豆で作る、韓国では定番のチゲスープ)がセット定食で食べられるので、一食で韓国を味わい尽くすのには最適かと思います!レビューもかなりいいです。
色々調べましたが、一人前でサムギョプサルを楽しむとなるとここ以上のところはないかなと思います。自分で焼くことはできませんが、サムギョプサルは基本は1人不可か量が2人前以上からなので、市場でチキンなどを食べることも考えるとここが1番かなと思います。(私も1人でサムギョプサルを食べたい時いつも苦労します)チョングクチャンは韓国ならではの味なので個人的にもおすすめです^_^
メニューは以下の通りなので指差しで注文してみてください
A 열무비빔밥 + 삼겹살(5점)구이 + 생청국장
→ ヨルムビビンバ + サムギョプサル焼き5切れ + 生チョングクチャン
B 열무비빔밥 + 삼겹살(10점)구이 + 생청국장
→ ヨルムビビンバ + サムギョプサル焼き10切れ + チョングクチャン
上記どちらかのセットで、チョングクチャンのスープの味を下の4種類のどれかを選びます。
1 우렁 된장 9.9
→ タニシ入りテンジャン コリっとしてる
2 어묵 된장 9.9
→ 練り物入りテンジャン 少し癖あり
3 바지락 된장 9.9
→ あさりテンジャン 韓国家庭で王道⭐︎おすすめ
4 소고기 된장 9.9
→ 牛肉テンジャン 癖がなく日本人に無難⭐︎おすすめ
10:31 西面市場
まだ開店前だったので、
もう一つ“目玉”として教えてもらっていた「西面市場」へ。
こちらも情報をもらっているのでシェア。
- 60年近く続く伝統市場。グルメ横丁。
- 軽食を食べてもOK
- 韓国チキンもここで売っている
- 日本語や英語は通じないことが多いので要注意
- ローカルな雰囲気を歩くだけでも楽しめる
- 昼過ぎるとお店が少なくなるので行くなら一番に
なのでせっかくなので入ってみることに。
「英語が通じない」という事前情報があったおかげで心の準備gできたからかなり助かった。

こんな感じの入り口をくぐり中に入った中には英語や日本語は皆無でハングルだらけ。
まあ少し散歩してみるか
と思ってぷらぷらしていると、
おばあちゃんがニコニコして近づいてくる。
シニア世代には簡単な英語も理解できない方が多いみたいで(日本も同じだよね)
何の意思疎通もできないまま、とにかく着いて来いと語る背中を追いかける。

メニューひとつもわからん……
ただ、翻訳アプリを使ってなんとか注文できたようだ。
ここは何のお店なんだろう。
僕は何を注文したんだろう。
このお店にはどんなお客さんが来るんだろう。
そんなことを考えながら
気の利いた会話もできないまま
手際よく調理を進めるおばあちゃんの背中を眺める。

ひとつ。
またひとつ。
またまたひとつ。
そうやって大きなお盆に次々と小皿が乗っていき、

あー、これ見たことあるぞ
調べると、「パンチャン」と呼ばれるのがこうやって副菜を小皿で出す料理の総称らしい。

奥にある豚キムチ炒めみたいなのがメイン(美味かった~)で

さらに山盛りご飯とスープ(味噌ベースだった)がついて
9,000ウォン(990円)
いや、安すぎるて
おそらく食べ終わったときの反応を見ると、
メインとスープ以外のおかずとご飯はおかわり無料だったぽい。
いや、元は軽くチキンをつまめたらいいかなくらいで入ったのに
こんながっつり食べることになるなんて(笑)
当初予定していたママ味噌は中止することに。
たぶん妻が一緒に来ていたら怒るだろうけど、
たまにはこうやって流れに身を任せて
選択を委ねてみるのも面白い。
あそこでとんでもない魚料理が出てきても
ワンチャンぼったくられても
何が出てきていたとしても
僕の人生の中では貴重な1ページになることは変わりない。
だから旅は面白い。
それも海外だと格別だ。
ただ、今回のポイントは
行きあたりばったりではなく、
「トランジット観光なら空港からのアクセスが良い西面エリアに絞るといいよ」
「カフェめぐりとかより食べ歩きと周辺散策のほうが失敗しないよ」
というアドバイスを踏まえ、
行動範囲を軽く絞った上での“流れに身を任せた行動”なので良かった気がする。
空港から西面散策までの動画をつなぎ合わせたショート動画を作ってみた。
8~13秒あたりが市場の中になるので、現地の雰囲気を知るための参考にして欲しい。
さて、もう少し時間があるので周辺を歩いてみる。

このごちゃごちゃ感がいい。

え、なになに?
“Nice to see you.”とかけてんの?
おもろ
みたいな軽いノリで撮ったのだが、
韓国内に13,000店舗を展開する大手コンビニチェーンらしい。
しかも元はファミマとサムスンがFC契約を結んでいた会社だが、
2014年にはフランチャイズ契約を解消し、社名をCUに変更。
そして、面白いのは最初、ギャグかと思ったその「CU」という社名。
“CVS for You”(あなたのためのコンビニ)
Cvs for U
CU
なのだ。
ファミマのブランドコピーはご存じ
「あなたと、コンビに、ファミリーマート」
ファミマの大切にする【YOU】の理念は共通で引き継いでいるのが素敵だなーと。
※個人の感想ですけどね
コンビニひとつとっても海外に目を向けると面白い。
記事をいつくか拾っておいたので韓国のコンビニ事情に興味が湧いた方はどうぞ。



本当に道路の舗装の感じとか街並みは日本にかなり近くていい。

ここはココナラで教えてもらっていたダイソー。
そう、100均でおなじみのダイソーだ。
ただ、日本のダイソーとは少し雰囲気が違う。
店内の色合いなのか、チープな感じがしない。
おしゃれ。

このパックがネットでは評判よくてお土産に爆買いしようと思ったんだが、
濃い青と茶色が人気すぎて売り切れで水色とピンクしかなかった。

自分用に化粧水も買ったけど空港で没収された(泣)
12:51 冷麺

時間も無くなってきたが、冷麺も行っときたいなと駆け込んだ。
ここは店員さんが若くて英語でもコミュニケーションは取れたし、
注文がタッチパネルなので楽々。
しかも、冷麺なので麺はすでに茹で上がったものを出しているのか
注文から30秒くらいで提供された。
時間的に割とギリギリだったので助かった。
名残惜しいが、ぼちぼち空港へ戻る。

すごい並んでいた。
13:34 地下鉄

もう次来ても電車・地下鉄は余裕な気がする。
13:57 空港

出発2時間前に戻ってきた。
体感ではあと40~50分くらいは散策できた気もする。

あと空港内にあるメガコーヒー。
実は韓国は超コーヒー消費大国。
年間のコーヒー消費量は400~500杯にもなるらしく、
「安くて美味い」コスパ最強をウリにしているこのお店は人気らしい。
せっかくなので飲みたかったが、
現金決済不可のスマート決済のみだったため飲めなかった。
ジョリビーもそうだったが、今後は現金不可のスマート決済店舗が増えていくはず。
PayPayやICOCAは海外に出るとまったく通用しない。
万国共通の「ApplePay」はいつでも使えるようにしておくべきだと実感。
16:33 韓国発

17:36 松山着
[ 完 ]
おわりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の旅はハネムーン以来、10年ぶりの海外旅行でした。
見るものすべてが新鮮で「セブ前・セブ後で別の人物に生まれ変わった」と言ってもオーバーではありません。無数のマインドセットが書き換えられていくのをリアルタイムに感じていました。
実際、セブから戻ってすぐにZoomをした方たちは「そんな角度で回答が返ってくるとは思わなかった」「下手したら自分でたどり着くには半年くらいかかっていたかもしれない」「この動画のアーカイブは宝物にします」といった喜びの声を寄せてくれました。
そう、大事なのはここからです。
たくさんの学びを自分の中に留めて終わりではなく、僕の発信に触れるすべての人に還元できるようにしていかねばなりません。
この記事はここまで1.5万文字、画像100枚以上といった大ボリュームですが、AIも音声入力も使わずに、すべて人力で書き上げてきました。
それは僕が向こうの生活を通して肌で感じたものを余すことなく、みなさんにも持ち帰って欲しいからです。
でも、それだけ丹精込めて書いた文章でも、僕が伝えたいことの3分の1も伝えられていないような気がします。
読む人のフェーズによっては「なんだただの旅日記じゃねーか」と思われてしまうかもしれませんし、もっと時間をかけて丁寧に伝えていくべきところが大いにあるのもわかっています。
でも、セブから戻って1週間以内のまだホカホカに余韻が残るこのタイミングでこの記事をアウトプットすることができて良かったです。
良かったらまたこの記事を読みに来てください。僕も時間を置いて何度も読み返す記事にしようと思います。
さて、この記事は
お金、時間、人
そして、
「無数の選択」の結果、生まれたものです。
たくさんの方にお礼を言いたいのですが、師であるねこ社長には特に感謝の気持ちでいっぱいです。
そもそも2か月前にはパスポートの有効期限すら失効していた僕でしたが、とあるMTG終わりの雑談の中で「来月セブに行くんですけど来ます?」とカジュアルに誘ってくれたのを覚えています。
その言葉だけでなく、その場で即答できなかった悔しさも。
僕には妻と2人の子どもがいます。下の娘は今年の1月で1歳になり、妻はフルタイムで職場復帰しました。子ども2人が保育園に通うようになり、バタバタした生活に慣れていく最中でのこの誘い。「いいなあ…」とは思いつつ、最初に浮かんだのはワンオペで子どもたちの世話をする妻の姿でした。
逆に自分の仕事のほうでは“ある意味”タイミングが良く、仕事を退職しフリーランスになったばかり。いちいち職場から許可を取る必要はない。別に仕事はネットさえ繋がればどこでもできる。正直、チャンスではありました。
翌朝。
もう何がきっかけだったかは覚えていませんが、妻の機嫌がやけに良いのを察した僕はシンプルに「来月、セブに行ってくるわ」とだけ伝えたのです。
妻から聞かれて初めて「何日間行くんだろう」「他にどんな人が来るんだろう」「セブで何をするんだろう」という疑問が湧いてきたのですが、とにかく「3月にセブに行く」ということだけが決まり、その日のうちにパスポートの申請をしに行ったのです。
普通、海外旅行といえば、どこに行くだ(Where)とか、何をするだ(What)とか、そういうのが大事じゃないですか。
もちろん、基本的には僕も同じです。
ただ、もっと大事なのは「そこに誰がいるか(Who)」だとも思っています。
今回はたまたま行き先がセブでしたが、おそらくラオスでもカイロでも同じように「行く」と決めていたと思います。なんなら「3/23の16時に成田」だけでもワンチャン行ってますね。割とマジに。
要は、WhereとかWhatは一般的には海外旅行において目的として十分な要素なのですが、僕にとってはサブ要素でしかなかったのです。
2022年の年末くらいからWebライターを始め、月10万くらい稼ぎ始めた年明けくらいにねこ社長を見つけ、以下の投稿からすべてが始まりました。
今となっては一緒にスクール運営に携わらせてもらっていたり、ワーケーションやオフ会の場で一緒になることも増えました。
彼との付き合いは3年になりますが、
僕に見えないものが見えているのは当時も今も同じです。
そして、別に
自分が100パーセント理解できなくても、
彼の描いた絵の通りに進めば今より良い未来にたどり着けることも経験上わかっています。
ここだけの話、
ホントは怖いけど、目をつぶって乗ってる
みたいなことだってあります。
でも、
目を開けて
見なくてもいいものが見えて
怖くて足がすくんで先に進めなくなるより
彼が言うならきっと間違いないんでしょう
と盲信してしまうのもありなんだろうなーと思っているのです。
というか、あなたには
この人の言うとおりにやって失敗したらしゃーない
と思える人はいますか?
特定の人の顔(アイコン)がパッと浮かんだなら、それはラッキーです。
ほとんどの人はそういうメンター的な人を見つけられず、迷わなくていいことに一生迷い続けて命の時間を浪費します。
もちろん、
今回のセブ旅行においては
自分で考えて動いた部分も多々あります。
当然、大人ですから、
飛行機やホテルの手配は自分ですし、
ねこ社長と向こうで一緒に飯を食ったのは1回だけでしたし、
僕が足で稼いだ“ねこ社長の知らないセブ”もたくさん見てきました。
なので、
自分で考える
行動に移す
チャレンジする
などが大切であるというのは大大大前提のうえで
えいやっ
と飛び乗れる船的な“信頼のおける存在”がいることに感謝します。
また、僕にとってのねこ社長と同じ役割を
僕が求められるケースも(僭越ながら)あるでしょう(そう信じます)。
そんなときのためにも、ずーっと勉強しないといけないし、パワーアップし続けないといけないと思いましたね。
本当に行って良かったです。
さて、ここまで長々と書いてきましたが、そろそろ締めます。
今回の旅を通じて得た教訓を3つにギュッとまとめてみました。
① 経験は「ゴール」ではなく「スタート」である
今、セブに行く前の僕とは明らかに違う自分になっているのを感じる。
見える世界がまるで違うのだ。
フィリピンの他の島にも行きたい。タイやオーストラリアにも行ってみたい。現地の人と英語でもっと深い話がしたい。自分の足で世界中を歩き回り、目で見たものをもっとみんなに伝えたい。
こういった“次の興味”が湧いてくるのは、今回セブに行ったからこそ。
行って英語を使ったからこそできないことも見えた。そこで落ち込むのではなく、「次はもっと」と息巻く自分を見た。
自分がどれだけ狭い世界で生きているのかを実感し、もっと知るべきことがあるのを思い知らされた。
「経験する」とは、何かが完了して“終わる”ことではない。その経験がトリガーとなり、新しい何かが“始まる”ことである。
行って終わり、見て終わりにするなんてもったいない。むしろ、帰ってきてからが本番なのだ。
② 自分の中の「価値の天秤」を見逃すな
セブにいる間、作業という作業を一切しなかった。日中にとったメモを読み返したり、持参した手帳にそれらをまとめたり。やってもその程度。
そもそも出発の日の朝、パソコンすら置いていくことを決めたのだ。
結果、それは大正解だった。
セブの街を歩くのはセブでしかできない。
セブの人と話すのはここでしかできない。
セブの文化を肌で感じるのはそこでしかできない。
シニガンを食べるのも、
ジプニーに乗るのも、
スコールに打たれるのも、
スラムに足を踏み入れるのも、
今ここでしかできないことばかり。
僕にとっての優先順位は明らかで、そこで日本でできる作業をしている暇なんてなかった。
一方、ねこ社長はどうだろう。
ウォーターフロントでさとKさんと飲みながら話している隙に「ちょっとZoomを…」と抜けて行ったり、僕がスコールに打たれたりジプニーに裏切られたりしている間に普段通りの作業をこなしていた。
それを見て、実は一瞬落ち込んだ。
僕とねこ社長の間にある海外で過ごすことの“重み”の差を思い知らされたのだ。彼は去年、ドバイに行ってたし、セブにもまた秋ごろ戻って来て、今度は3週間ほどいるらしい。要は、ねこ社長からすると「また来ればいい」に過ぎないのだ。
一方、今回がようやく人生2回目の海外渡航だった僕にとっては、妻にワンオペを押し付けて掴んだ100時間が、セブでの1分1秒が、貴重でたまらなかった。それは僕の経験の浅さの裏返しでもあり、そこにたどり着けるのかを考えると正直気が遠くなった。
ただ、ふと無意識に、その自分の思考の先を掘り下げている最中に「それは貴重な経験に対するアンテナが立っている証明である」との思いが巡ってきた。
人間が何かを選択するとき、その選択の裏では何らかの価値基準が働いている。
日本にいれば疑問にすら思わなかった“価値の天秤”について考える中で、改めてセブのバーで平然とZoomを始めるねこ社長はねじが外れてると再実感したし、かといって自分を卑下することなく成長すら感じられる出来事であった。
③ 慣れないことに「慣れる」力を鍛える
副業を始めて5年が経ったが、収益が上がっていくなかで飛行機で移動したり、宿を取ったり、そういった「移動」に伴う慣れを感じるようになった。
元々(というか今もだが)超がつくほどの方向音痴の僕も「松山ー羽田(成田)空港ー23区」とか「松山ー福岡空港ー福岡市内」であればGoogleマップを使わなくても動けるようになっている(そんなん当たり前だろと思うことなかれ、地方住みの人間にとって都会は迷路なのだ)。
こういった移動をスイスイと進められるようになったのは「慣れ」のおかげ。でも海外に出た瞬間、それはすべてゼロに戻ってしまったのだ。
国際線の予約、eSIMの設定、入国審査の手順、eTravelってなんやねん、Grabの使い方、両替のやり方、ジプニーの乗り方、信号のない道路の渡り方。すべてが初めてで、胃がキリキリして、正直ストレスでした。
でも、1回やれば2回目はできる。今、もう一回セブに行ってこいと言われたらスイスイ手続きを進めてサクッと行ってこれるはず。すでに慣れてることだから。
でも実はここで大切なのは、個々の経験に慣れることではない。
「慣れないことに飛び込むこと」に慣れることなのだ。
「どうすればいいかわからない」に出くわしたときに、面倒くさいと思うか、ラッキーと思うか。その差が長い目で見ると、とんでもなく大きな違いになる。海外に出ると、これがひたすらに繰り返されるため、「わからない」とか言ってられないのだ。わからなくてもやるしかない環境に強制的に身を置けるのだ。
そして、これは別に海外に限った話じゃない。新しいツールを触るとか、知らない人に会いに行くとか、日常の中にもチャンスはいくらでもある。海外に行くと、それが日常的に降ってくるからチートだね、という話である。
この3つは別々の話のようで、実はぜんぶ繋がっています。
経験はあくまでスタートだとわかっているから、さらに一歩を踏み込める。 価値の天秤を自覚していると、自分が選ぶべき道を選び取れる。 慣れないことへの耐性があるから、それが未知の世界でも飛び込める。
セブから戻って強く思うのは、この3つの歯車が噛み合って初めて、古い価値観を書き換えることができるということです。
言葉足らずな部分は多々あると思いますが、2026年4月2日時点での考えを記しておきました。
ぜひ何か感じたことがあれば以下のコメント欄や公式LINEに感想をいただければ嬉しいです。
また、XやnoteなどのSNSにて引用していただけるのも歓迎します。その際はご一報いただければ本記事でも紹介したいと思います。
ここまで読んでくださった方、2万文字もある記事を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
今回初めて読んでくださった方も記事一覧から気になったタイトルの他の記事を読んでみてください。
ではまた
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