ハチ駆除ビジネス
いやこれ、めっちゃ熱いっすね。
だって
専門性高い
基本無くならない
命の危険がともなう
ってことで
絶対、
高単価ビジネスが成立しますもんね。
なんでこんな話するかっていうと、
いやこれマジでラッキー(?)なことに
実際にハチ駆除サービスを利用することになったんですよね。
駆除業者の方からも面白い話を聞いたので
メモ代わりに残しておこうかなと思うわけです。
今回、ハチ駆除をお願いすることになった背景を
以下のポストで簡単にまとめました。
僕にはもうすぐ2歳になる息子がいるんですが、
水遊びをさせてやりたくて先月小さなプールを購入。
毎週末、水を溜めてプールを楽しんでいたんです。
で、プールで遊んでるときにすでに
「あーハチがいるなー」って、
結構前から気づいてたんですよね。
ただ、特に攻撃的な感じもしないし、
気を留めずスルーしてました。
とはいえ
あまりにも同じところを飛んでるし、
「もしかしたら巣があるのかもねー」
なんて話をしていたんですよね。
で、今朝はハチ駆除スプレーを買いに走り、
いつもハチがうろうろしている植え込みのあたりに
シューっと
スプレーを吹きかけたんです。
すると、
大量のハチがジャンジャン出てくるではないですか
「え、じゃあ、もしかして…」
と別の植え込みにも
シューっと
かけていくと……
大量のハチがジャンジャン出てくるではないですか(2回目)
いや、絶対巣あるやん。
ということで
ネットでググり
フォームに入力し
代理店からの電話を受け
地元駆除業者からの電話を受け
ハチの巣駆除の見積もりをしてもらいました。
「いくらくらいかかるのか」
「どうやって費用が決まるのか」
「どれくらい時間がかかるのか」
とか
まったくわからない状態だったので
「これからハチ駆除サービスを使える」
という状況にシンプルにワクワクしてました。
で、いくらかかったかなんですが…
5万です。(作業時間15分)
これを高いと取るか
安いと取るかって話ですが…
僕は結構「安い」って感じましたね。
だって、
冒頭にも書いたように
ハチ駆除ビジネスには「高単価サービス」である条件が揃ってる。
仮に見積もり(状況調査)をお願いして、
「20万円です」
と言われたとしても
「あ、お願いします」
って普通にお願いしたと思います。
だって、それしか選択肢がないんですよね。
(まあ相見積もりとるとかはあるかもなー)
そもそも
ハチ駆除業者に見積もりを依頼する前、
僕は「ハチ駆除スプレー」で解決しようとしていました。
そのときの状況といえば、
「放置していいのか」
「スプレーでいいのか」
「巣を除去する必要があるのか」
ってのを理解していない状態です。
とりあえず状況を見てもらったんですが、
そこで業者のお兄さんが
ゴリッゴリの蜂マニアでして、
めーっちゃいろいろ教えてくれたんですね。
なので、
役に立つかはわからないんですが、
いくつかメモ代わりに記録しておきたいと思います。
まずは「蜂の種類」
僕も気を利かせて
スプレーの犠牲になった個体の死体を残しておいたんですね。
ただ、それ見せようとしたら
「あ、飛び方見たらどの蜂かわかるんで」
ってドヤ顔で断られて(笑)
まあ、うちにいたのはどうやら
セグロアシナガバチだったみたいです。
そして、
この蜂は巣を守る習性があり、
身(や巣)に危険が及ぶと人間を刺すとのこと。
そして、もっとヤバいのが…
蜂界隈の食物連鎖。
全然知らなかったんですが、
アシナガバチ系の幼虫は
スズメバチの餌になるらしいんです。
つまり、
アシナガバチがいる=スズメバチが来る
の構図。
ということで、
この種類の蜂の巣は
「大きくなる前に駆除」
が鉄則とのこと。
いや、そんな知識持ち合わせてないし
ググって出てくる記事の信ぴょう性の無さよ。
こういうときにSEOの無力さを感じるんだよなー。
てか、
知見のある人の声を
どうやってSEOに乗せられるか
これが課題だし、
AIだけじゃ実現できない未来なのかも…
話を戻します。
蜂駆除ビジネスの相場って
全然わかんなかったんですが、
専用の価格表みたいなのが用意されてて
かなり「透明性」を感じました。
僕が支払ったのは以下のような項目です。
- 基本料金(調査費)
- 繁忙期料金(7~10月)
- 蜂の種類
- 巣の大きさ
- 巣の個数
蜂の種類によって危険性は違うし、
当然、巣の大きさによっても処理の仕方は変わる。
まあ一度に複数の巣ができることって
そんなに多くはないみたいですが、
今回2つ分だったので「2つ分」の料金を請求されました。
ま、そりゃ、そーですよね。
そんで
なんで蜂駆除ビジネス
こんなに透明性あるんだろー
って思ってたんですが、
要はクレームがめっちゃ多いらしいです。
これなんでかっていうと、
広告の訴求の仕方がマジで詐欺っぽいから
ですね。
要は
広告では「価格の安さ」を訴求してるのに
実際は高単価ビジネスだからちょっとだまし討ちっぽいんですよね。
僕が調べたサイトだと
「最安X0,00円~」
って書いてたんですけど、
僕からしたら
「蜂駆除ビジネス=高単価」
って最初からわかってたから
正直この最安いくらってのはフル無視してたんですよね。
いや、
本1冊の値段で蜂の巣が駆除できるわけないやろ、と。
むしろ
逆に不安になるわ、って感じでしょ。
でも、
特に自分でビジネスしてない人は
そういうのはちょっとわからないんでしょうね。
義理の父親からも
「5万?ボッタくりじゃねーんか?」
と言われました。
まあ、一般大衆もそんな感覚で
「最初X,000円って書いてたから電話したのに5万とか吹っかけてくんなよ」
とか思うんでしょうね。
でも、
だからこそ、
そこを狙って集客してきてるんだろうなーと。
まあ、たしかに
真摯じゃないといえば真摯じゃないよね。
だって、
見積もりに来てもらって
「5万です」「2個で10万です」って言われて、
「あ、じゃあいいです」って断れないでしょ。
待ったなしで巣は大きくなるから
そもそも急を要する「悩み」なわけだし、
別の業者呼んで
また見積もり取って、断って…
というのを繰り返してると
どんどん見積もり代も嵩んでいいくわけで。
蜂駆除屋のお兄さん(30代前半くらいのチャラめ)
が教えてくれたんですが、
そういった集客の仕方のせいで出てくる
クレーム処理がまあまあ負担になってるみたいですね。
なので、
最初に電話で連絡が来るときも
「見積もりからお伺いしますね」
と言ってたし、
見積もり後にも
「これ、高くなっちゃうんですよね」
と予防線張ってたし、
(僕からしたらこの記事各ネタ5万で買えたようなもんなのでむしろラッキー)
金額の根拠となる表を見せながら
法外な請求をふっかけてるわけではないですからね
的に透明性をアピールしてくれてたんですよね。
で、僕が今回失敗したのは
ネット検索で上の方に出てきたサイトから申し込んだこと
だったんです。
これね
「蜂の巣 ○○(地名)」
とかで検索したときに
上の方に出て来るのって
だいたいが「広告代理店」なんですよね。蜂駆除ビジネス系の。
そこに連絡すると
本部(東京)から電話が来て、
「お近くの駆除業者を派遣しまーす」
みたいなことを言ってくる。
まあ、そりゃそうか。
で、近くで活動してる駆除業者に連絡が行って
そこからうちに電話がくる。
「10分くらいで着きます」
みたいな感じだったかな?
いや、はえーよ。代行よりはえーじゃないか。
とか思いながら。
(想像の10倍早かった)
で、作業が完了したら
巣の大きさとか数とか蜂の種類を
事細かに本部(東京)に報告しないといけないらしい。
このとき、
当然、広告代理店には
紹介料を払わないといけないわけで
「この料金表も実は2パターンあるんすよ」
と教えてくれた。
(これは僕の聞き出し力がすごい)
(ホントはいっちゃダメなやつ笑)
『僕らも心が痛いんですけどね。Googleで検索したときに「あっち(代理店)じゃなくて僕らのHP見つけてくれー」って願ってるんですけど、なかなか...』
と、広告ビジネスの現実を見た気がした。
ここで利用者側にとって一番得な方法は
自力でハチ駆除サービスを行う会社のHPを見つけること。
これができれば
不要なマージンを抜かれることはないわけで
もし蜂を見かけたら、
地元のハチ駆除業者のサイトを粘り強く探してみてください!
あ、ちなみに僕が
蜂駆除業者だったら...
こうやって作業で伺った周囲一帯の家
全軒まわってポスティングしますかねー。
お兄さんにも
「この辺ぐるっとDMして回ればいいじゃないですかー」
って言ったんですけど、
「いや、暑いんで、今は無理っす」
とのことでした。
そこで
「シンプルに営業部隊を外注する」とか
「インスタで駆除した巣をアップしまくって、注意喚起→スクリーニングのサービス作る」とか
いろんな戦略がありそうだなーと思いつつ、
特にオフラインのビジネスでは
まだまだできることが見逃されてるんだろうなー
と確信した貴重な体験でした。
蜂駆除ビジネスに興味が出た方は
動画でも解説しているので(20分くらい)
公式LINEで「蜂ビジ」とコメントしてください。(カッコ「」は不要)
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