10年ぶりの凱旋!松山ー小倉フェリーで北九州マラソン2025徹底攻略

ひっさしぶりにフルマラソン走ってきました。

(ちなみにガチ市民ランナー時代(第2期)のことをまとめた本があります。早く走れるようになりたい方はお読みください)

「北九州マラソン」です。

実は今回走るのは2回目。

前回走ったのはちょうど10年前でタイムは2時間48分。

マラソン始めたばかりの僕は同時期開催の地元愛媛マラソンの抽選に落ち、代わりに割と近場で開催される大会を選んだのです。

愛媛と北九州。つまり、四国と九州なので、めっちゃ広く取ると隣同士。

あと何と言っても「フェリー直通都市」同士なんですよね。

要は、

普通に仕事して

その夜にフェリー乗って

寝たり騒いでたら陸に着いて

船から降りたらハイ!すぐそこが目的地

みたいな感じ。

それで「あーフェリー1本で行けるならいっか」みたいな感じで走ったはず。

当時は人生2回目のフルマラソンで初めて2時間50分を切ったレースでしたね。

今ではまったく練習しておらず、こんな感じに……

まあね、いつも「副業が軌道に乗ったらまた走りたいな~」って思ってるんですが……

なにせ、やればやっただけ結果が出てしまう世界なのでね。

まだ趣味にのんびり時間を使う気にはなれない感じです。

というか……

自分一人のビジネスしかしていなかったら、なんか副業自体をとっくの昔にやめてたかもしれませんね。

もっと稼いでいる人はたくさんいるのでアレなんですが、2023年におよそ年1000万稼いだときにある程度の満足感みたいなものがあったんですよね。

だから「別にバリバリやるのはもういいかなー」って気持ちもありましたね。

ただ、2024年になって募集もしてないのに「コンサルお願いします」っていう「逆オファー」をいただき、5月に参加したワ―ケーションのノリで募集をかけたら3人ドカドカと入ってきたんです。

その後も1年目のコンサル生が全員継続になったり、チビチビ逆オファーを受け続けて気づけば生徒は累計12人。

こうなると、考え方によっては「彼らの人生」も背負うことになるので、まあ簡単に辞められないわけですよ。

……と、話が盛大に逸れそうなので戻すと、

要は「ビジネスが楽しすぎて走る時間が取れなくなった」っていうことなんですね。

もうこの2年でいうと、ほぼゼロです。

ただ、「それでもなんで出ることにしたのー?」って感じですよね。

ひとことで言うと、「義理のお兄さんに誘われたから」です。まあ、間接的に、ですけど。

というのも、義理のお兄さんの奥さん(複雑…)が北九州出身で、義理のお兄さんの奥さんお兄さん(なげーってw)は北九州マラソンをよく走ってるらしく、今回「一緒に走らないか」と誘われたらしいんです。

で、「ついでにカルロス君も」とね。

ということで……

前日夜に書いて、当日朝に配信セットしたメルマガのバックナンバーを置いときます!

では、いざ小倉へ!

広島行もここから乗ります
もうだいぶ年季が入ってますねー

メルマガにも書いたんですが、今回泊まる部屋は「1等室(2人部屋を貸し切り)」

料金整理すると、

等級運賃(¥/人)
特等A(2人部屋)24,400
特等B(4人部屋)17,900
1等(2人部屋)17,400
2等寝台(8人部屋)12,000
2等(雑魚寝)10,200

という感じ。

で、ポイントはこれ、一番下の2等以外はぜーんぶ「複数旅客」を想定した部屋ってことなんです。

つまり、1人で泊まるには「貸し切り料金」を追加で払わないといけないんですね。

ざっくりですが、往復で5万ちょいかかりました。つまり、片道25,000円です。

いやー、完全にミスりましたわ。

だってさ、これ、

松山ー福岡を空で行って
福岡ー小倉にJRで向かって
マラソン走って
小倉ー福岡にJRで戻って
その日はホテル泊まって
翌日福岡ー松山を空でまた帰る

ってのと値段変わらないですからね。

まあ、仕事とか、マラソンの時間とか、その辺の時間的にも一番フェリーが良かったってのもありますが……

いや、実際金額見ると、

オイタたたたたたた

って感じですよね。

マジで行く当日とか前日になって「事前にもっと調べた方が良かったなー」って素直に思いました。

はー

いやいや

まあ、気を取り直して受付で鍵を受け取ります。

これを見る限り

1等が7室

特等Bが5室

特等Aが2室

でした。

で、ですね。

矢印たどって、自分の部屋へ。

ドーン!

テレビちっさ。しかも絶妙に遠い……

しかも、絶妙に臭い(古いユニットバスのにおい)。キツイわー。

いや、宿泊研修かい!

というツッコミを一人でいれつつ、共有スペースを探索。

売店はまあ駅の中にあるキオスクくらいの大きさやけど、売ってるものが酒・つまみ・カップラーメン。

とりあえず、カップラーメン食べといた。記念に。

で、こういう感じのくつろぎスペースがある。

この写真は船内休憩ののちに撮ったので誰もいないが、割としっかり人が座ってて、夜通しずーっとここに人がいる感じ。

そんで面白いことに比率は「女9男1」なんですよね。なんでだろ。

ちょっと思ったんだが、この共有スペースにいる人たちのほとんどはおそらく、2等もしくは2等寝台に泊まってる人なのかなと。

で、2等の雑魚寝部屋の密度が高くて共有スペースの方がまだゆっくりできる?的な。

こればっかりは今回向こうに入ってないのでわかりませんけどね。

松山ー大阪(今はすべて個室)とかだと2等は女性専用とかもあったけど小倉はそういうのなかったのかな。

さっき部屋を見たときには

うへー片道25,000円払ってこの部屋キツイなー

って正直思ったんですが、共有スペースの様子を見て考えが変わりましたね。

気づいたこととしては「パーソナルスペースの価値は場所によって変わる」ってこと。

なるほど。それで納得。

僕は食事とか部屋のクオリティに金を払ってるわけじゃない。

あの船の中に「一人になれる空間」を確保するために、周りより多く払ったわけだ。

朝5時に着岸。

船内休憩できるギリギリの7時まで船内で過ごし、義兄夫婦がフェリー乗り場に迎えに来てくれました。

近くまで来るまで向かい、あーッという間にスタート時刻。

いやなんか、めっちゃ不思議なんですが、

こうしてマラソン大会のスタート地点に着くと、

すべてを犠牲にし、走ることに命を賭けていた頃に心に燃やしていた炎がたぎるんですよね。

練習してないからまともに走れるわけないのに「もしかしたらやれちゃうんじゃないか?」みたいな。

「心と身体って、分離してるんだなー」って思ってですね。

いや、気づけよ、と。

そんなノリでこんなポストをしてました。

正直、あまり伸びなくて寂しかったんですが、このポストにはある狙いがありました。

それは「リタイアを選択肢から消すこと」です。

ひとことで言うと、僕は自分の感想タイムをクイズゲームにしたんですね。

ただ、本当に当たるかどうかとか、別にどうでもよくて。

「完走タイムを出すこと」を強制的に僕のミッションにしてしまったわけです。

僕はマジで練習してないし、別に途中でリタイアしようが、誰にも迷惑かけないわけはず。

ただ、完走した方がいろいろ見えそうじゃないですか。

実際、見えましたしね。

今回、僕は「どれくらいのペースでならどこまで走れるのか」とかの情報がまったくないままでスタートしました。

なので、最初の5kmとかは様子見。

そして、10km通過は60分ちょうどくらいでした。

そこで右の大転子部分に強い痛みが……

その理由は明らかで、

練習不足

足が前に出ない

無理やり出そうとする

痛める

って感じ。

残りの距離、制限時間、体力ゲージみたいなものをバーッと計算し、そこから「完走するためには」という解を導き出したんです。

それがあのペースでした。

5時間53分15秒(ワースト)。完走。

完走賞のメダル。

北九州って製鉄業が盛んらしく、このメダルにも独特なカットが入っています。

今までの完走メダルの中で正直これが一番好きです。普通にかっこいいから。

完走後はすぐに筋肉痛がやってきて、まともに歩けませんでしたねー。

で、

近所にあるという義兄って奥さんの実家でてシャワーをいただき、

みんなで食事に行って、フェリーの時間。

帰りも同じ個室を取りましたが。筋肉痛でまったく動けず。いや、部屋アップグレードしておいて良かった。


そもそもマラソンは大変だったけど、

苦しい思いをしながらなんとか(制限時間ゴールに)合わせることの意味と向き合いながら、何回も立ち止まりながら走れたのはまさに修行感あって良かったかな。

あ、言い忘れたけど、最初に僕を誘ってくれた義理のお兄さんは3kmでリタイア。

聞くと、トイレ渋滞×2で「制限時間アウト」。

トイレからコースに復帰したらロープが敷かれてたみたいです。

いや、たしかに「スタートしてからの方が(トイレ)チャンスですよ」とは言ったけどさ……

3kmまでに2回トイレ行くなって。

そんで、さすがに制限時間は自分でチェックしてくれ。

P.S.

マラソン走ってて気になったのは「#前田攻略」というフレーズが刻まれたTシャツ。

レース後にググったわ。

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要は「前田佳織里の世界攻略計画」ということらしい(いや、どういうことやねん)。

前田佳織里さん。

なるほど、地元北九州出身のアイドルなんですね。

そして、彼女は今回のマラソン大会のオフィシャルゲスト。

いや、これはめちゃくちゃ良いと思いましたね。

というのも、最初「お前誰やねん」っていうのはありつつも、

プロフに「北九州市出身」てあると、「あーだからか」ってなるんですよね。

てか地方のイベントはもっと地元ゲスト押し出していいでしょ。

地元の人は何パーくらいが認知してるんだろ。気になる。

以上。

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